FINAL FANTASY

□T
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冷たい空のナミダがオレを濡らす。



段々と冷たくなっていく自分。



―――…クラウドは無事逃げられただろうか…。



―――…エアリス、約束守れなくてごめんな…。



他の奴等のことも、思い出したらキリがない。



出来ることならば、まだ生きていたい。



でも



思いとは裏腹に冷えていく自分の体温。



動かなくなっていく自分の身体。



あぁ、カミサマ。



可能であれば、来世も彼らのような人々と…。



ザックスは、その瞳を閉じた。


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