GIFT-N

□a banquet
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「甘いもの?しょっぱいもの?何が良い?」

ガタッと立ち上がり、律がいるベッドに近づいてくる澪。

「ぁ、澪の大好きな駅前のケーキ屋のガトーショコラが良いか!」

「……律が良いな」

「だよなーって、へ?今なんて言った?」

「だから律が…良い」

澪の言葉を聞き、かぁああ!っと顔を赤くする律。

「ぁ、アタシってなんだよ澪〜冗談にしては無理があr…んっ!?」

両手を律の顔に添え、顔を近づける。

「んっ…ふんぅ……ふぁっ」

離れた二人の間に銀の糸がつむがれる。

「はぁ…はぁ……澪?」

酸素が足りないのか少し虚ろな目で澪を見る律。

「律、なんでも用意するって言ったけどその必要はないぞ」

再び顔を近づける。

「だって目の前にごちそうがあるんだもん」

「なっ!?」

今までで一番顔を真っ赤にして口をパクパクさせる律。

「な、な、ばっバカ澪〜!?」

「バカで結構。だって私は律バカだもん」


end?




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