STORY

□いたずら
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皆さんご機嫌よう!
アタシは軽音部部長の田井中律です

今日からテスト一週間前で部活は休みなのですが、掃除が終わったアタシは急いで部室に向かっています

「律っちゃん一緒に帰ろ!」

この、のほほんっとしたコは平沢唯
ギター担当で天然かつムードメーカー

「唯ごめん、今日は澪と帰るんだ」

「そっか〜じゃあまた明日ね!」

「おぅ!また明日な」

そう、アタシが急いで部室に向かっている理由は、唯との会話の中で出てきた澪を部室に待たせているから
ちなみに澪は小学校の時からの幼なじみでアタシが好意を寄せているコである

「お待たせ!澪、遅くなてごめ…んよ?」

あら?いつもなら「律、遅いぞ」って返事が帰ってくるのにそれがない
それどころか姿が見えない

「ぁ〜先に帰っちゃったかな……教室でG騒動があって遅かったからな〜ι」

せっかく部室に来たのだからちょっとゆっくりしていこうとテーブルに近づくと…

「……こんな所で寝てたのか」

いつもアタシ達が鞄を置いてる椅子に澪は寝ていた

「澪〜」
肩を軽く叩きながら名前を呼んでみる

「………zzZ」

「おーい、澪ー起きろ〜!」

「………zzZ」

眠りが深いのか起きる気配がない

「澪〜起きないといたずらするぞ?」

「……zzZ」

「いただきま〜す!なんてね」

澪の傍に座り、頭を撫でる

「まったく、澪は無防備すぎだよ」

澪の黒髪を一房取り、口付けする

「アタシが男なら本当にごちそうさまだぞ?」

男じゃなくても本当はごちそうさましたいけどっと思う律
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