浮世綱渡り
□7。
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最後の希望潰えたり。
「・・・・・マジなのか」
「?」
ふかふかの布団から見上げる世界は眠る前と何も変わっていなかった。
あまりにもリアルながら昨夜の俺には数パーセントの希望があったのだ。
夢オチ。
昨夜眠るまい眠るまいとしていたものの急激な睡魔に襲われて目を閉じた。
常識を超えた珍プレー好プレーの連続で思っていた以上に疲れていたのかもしれない。
・・・・荒れた精神状態のせいかあまりよくない夢を見ていた気がする。
内容は忘れたがよけいに疲れが溜まった感じがするので忘れて正解だったのだろう。