☆颯季の本棚☆
□友情を確かめろ☆
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―DA・森 PMH時
万丈目が散歩をしていた。
「今日は、月明かりが明るいな…」
めったに空なんてみないから、万丈目は立ち止まって星をみていた。
「…空って、綺麗だな…まるで…天上院君のように…」
「明日香がどうかしたのか?」
突然十代が現われた。
万丈目は驚き十代から18mはなれた。
「貴様…急に現れるな!!」
「悪い、何か万丈目がボーっとしてるからさ…」
笑いながら、万丈目に近付く。
「何か用か?」
「いや、用はないぜ☆」
「そうか…」
「あのさぁ、万丈目…」
「…なんだ?」
「………えっと……俺がもし……」
「なんだ?はっきりしろ」
「…あ、空って…あんまり見ないから…こんなにキラキラしてたなんてな…」
「貴様…日本語おかしいぞ。」
「気にすんな!!」
十代が万丈目の肩を叩く。
「貴様…何か俺様が落ち込んでいるみたいな言い方だな?」
「あはははは…気のせいだ!!」
十代は万丈目に首をしめられる。
「ちょっ…!万丈目…首が…ぐえっ…死ぬ〜」
「………貴様が悪い」
そういっていると…
グラッ…
バランスが崩れ、二人して倒れた。
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