☆颯季の本棚☆
□万丈目が壊れた日
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「あっれ〜三沢じゃん!今来たのか?」
「あぁ、全裸でDAを走っていたのがばれて、校長に怒られた。はははははーっ☆もう少しで退学になるところだった☆」
「ははははは…笑い事じゃないぜ?」
十代達は、それから10分間話していた。
「そういえば、樺山先生しらね?今日の授業は中止か聞きたいんだけど?」
「は…何があった!?皆!!」
「気付いてなかったのかよ…」
十代は三沢に状況説明をする。
「万丈目が…壊れた?」
「そうらしいぜ?」
「それっていつもの事じゃないのか?」
「そうなんだよな…いつもの事だと思ったんだけど…この状況だしなぁ…。」
「そうか、じゃあ俺は先生に言ってくるよ。」
「あぁ、頼んだぜ!三沢!!」
三沢は教室を出る。
再び十代は生徒達をみる。
「本当…なにがどうなってるんだよ…」
はぁ…溜め息を再びつく
ガー…
教室のドアが開く。
「三沢、早いな…って…」
そこに立っていたのは、三沢ではなく……
万丈目だった。
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