小説部屋

□早く帰りたい日
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ある日、綱吉・獄寺・山本の3人は5人組の不良に絡まれた。

不良1「おい、お前ら並中生だろ」

獄「だったらなんだってんだよ」

綱「獄寺くん!早く帰ろうよ!!(ヒイイ)」

不良2「ガンつけてきてんじゃねぇぞガキが」

不良の1人が獄寺の胸ぐらを掴み上げた。
どうやらすれ違いざまに獄寺と目があったようである。睨まれたと勘違いしたのだろう。

獄「んだと?やんのかこら」

山「まぁまぁ獄寺、あんたらも落ち着こうぜ」

山本はやんわりと言って不良の手を獄寺から離した。

不良1「てめぇ!なめてんのか!?」

獄「邪魔すんじゃねぇ野球馬鹿!」

山「イライラすんなって。2人共牛乳飲めよ」

綱「や…山本……」

あはは、と気楽に笑う山本に、キレた不良たち。その様子に綱吉はガックリと肩を落とした。

綱「なんでこんなことに…」

不良5「お前らもう許さねぇ…」

不良4「顔貸せやガキども」

獄「あ"ぁ"?やんのか」

山「あははは、おもしれー。言っとくけど俺ら負けねぇから」

綱(なんか2人とも好戦的だし!!)

そこに、

ク「ボス」

買い物袋片手に立ち尽くすクロームの姿が。
それを見て不良たちがニヤリと不敵に笑った。

「なに、してるの?」

綱「クローム!?」

山「危ねーからこっち来ない方がいいぜ」

山本が言ったときにはもう遅く、不良の1人がクロームを抱え上げ、一斉に駆けだした。

不良1「女を返してほしければついてきな!」

綱・山・獄「「「なっ」」」

なんて古典的なことをする奴らだ…

そう思いながらも、綱吉たちは不良たちを追った。
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