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□憧れの青春時代
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春、
私は中学校に入学した。
これから始まる恋を夢見て・・・

1年間はホントにあっという間に終わった。気付けばもう2年生になろうとしていた。

好きな人なんて出来ただけ。いつもそう。その先の進展が全くない。最近では自分でも望もうとしなくなっていた。

「彼氏なんていらない」
夜、明日から始まる試験勉強を終えてポツリとつぶやいた時だった。
「お前、女か?」
「誰!?」
「オレの事?」
「ぎゃー泥棒」
「怖がるなよ。オレ消しゴムだから」
「消しゴム!?」
よけい怖いし。消しゴムってありえるの?
「どんだけ疲れたんだろ・・・」
私は眠りについた。

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