僕たち結婚しました!
□とうとう…
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Eunhyuk side
次の日ドンヘが耳元で話す声で起きた。
『ヒョク、先に出るね』
『…ん、もうそんな時間?』
『うん、ヒョクまだだよね?もうちょっと寝れるなら寝ときな』
『んーん、お見送りする』
『ふふ、ありがとう』
ドンヘの手を握って玄関までお見送りに行く。
『じゃあ行ってくるね』
『うん、行ってらっしゃい』
『今日はヒョクからちゅーして』
『ん///好きだよ///』
『ヒョクありがとう!俺も大好きだよ!これで頑張れる』
『うん、頑張ってね』
『じゃあ行ってきます』
『行ってらっしゃい』
ドンヘが幸せそうに笑うから俺まで幸せな気分になる。
ちゃんとお見送り出来て良かった。
もう目も覚めちゃったし家の事してようかな。
どうせ帰ってきたらくたくただろうし。
それから家を出るまでの時間をたっぷり使って、仕事に向かった。
『おはよう』
『ウニョガおはよう。今日はドンヘの実家に行くんでしょ?』
『ヒョン!何で知ってるの!?』
『ウニョガがくるまでにドンヘが報告してくれた』
『あー、ヒョンには何でも報告してるもんね』
『うん、あれ以降はよく俺かヒチョラに相談してるよ』
『そうなんだ、知らなかった』
『結婚式ももうすぐなんでしょ?』
『うん、だから挨拶に行くんだ』
『ウニョガ緊張してるでしょ』
『そりゃ緊張するよ。今日なんてどう過ごしていいか分からない』
『ウニョガおいで』
そう言ってヒョンは優しく抱きしめてくれた。
『ドンヘがちゃんとフォローしてくれるから大丈夫だよ』
『うん、トゥギヒョンありがとう』
少しの間トゥギヒョンと抱き合っているとドンヘの叫ぶ声がした。
それを聞きながら今日も愛されてるなって思った。
そんな風に思ってる間にトゥギヒョンから引き離されていた。
『ヒョク!堂々と浮気するなんて信じられない!』
『いつ俺が浮気したんだよ。トゥギヒョンは応援してくれただけだよ』
『だからって抱き合わなくてもいいじゃん』
『それにトゥギヒョンと浮気なんてありえないだろ。ヒチョリヒョンに殺されるわ』
『ふふ、確かに。どっかに埋められそうだよね。ヒチョリヒョンならやりかねない』
それから撮影が始まるまで傍に居てくれて、緊張しないようにしてくれていた。
たださっきのことはヒチョリヒョンに連絡したみたいで、後でトゥギヒョンを迎えに来るらしい。
余計なことしやがって、埋められたらドンヘのせいだからな。
まぁでも嬉しさを隠せてないトゥギヒョン見れたからいっか。
俺は大人しくいじめられるとこにしよう。