僕たち結婚しました!
□とうとう…
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Eunhyuk side
晩ご飯を食べ終わってまったりしてる時にドンヘが口を開いた。
『ねぇ、ヒョク!次の休みの日に結婚式しようよ』
『え、結婚式って本気だったの?』
『もちろん!忙しかったからなかなか出来なかったけど』
『…それってさ、お互いの両親も呼ぶの?』
『うん、ヒョクには言ってなかったけどご両親にも言ってあるんだ』
『え、俺の実家行ったの!?』
『うん、一緒に行こうかとも思ったんだけど時間合わなくて』
『…何て言ってた?』
『喜んでくれたよ。孫が出来ないのはちょっと残念そうだったけど』
『そっか、そうなんだ』
『俺になら任せて大丈夫だって言ってくれて嬉しかったよ』
『…俺何も話せてなかったんだ。正直、何言われるのか怖くて』
『そうだね、俺もちょっと怖かった。でも反対されても認めてくれるまで通い続けるつもりだったよ』
『…ありがとう///ドンヘのオンマとヒョンも認めてくれてるの?』
『うん、結婚式までに連れておいでって!』
『そうなんだ、良かった』
『で、すごい急で申し訳ないんだけど明日の仕事終わりに俺の実家行かない?』
『明日!?めちゃめちゃ急だな』
『オンマが早く会いたいって』
『…分かった、明日な』
明日とか急すぎてめっちゃ緊張する。
寝れる気がしないんですが。
手土産って何持ってったらいいんだろ?
甘い方がいいのかな?それとも塩っぱいのがいいのかな?
『ねぇヒョク、聞いてる!?』
『あ、ごめん。聞いてなかった』
『もー!ちゃんと聞いててよね』
『ごめん、ごめん。なんて言ったの?』
『あんまり構えないでねって!誰も反対なんてしてないんだから』
『うん…でもやっぱり緊張するし不安だな』
『大丈夫大丈夫!何も気にせず今日はもう寝よ?』
『ぎゅってしてくれる?』
『うん、もちろん!ヒョクが眠れるまで背中とんとんしてあげる』
『ふふ、ありがとう』
ドンヘは眠れるまでって言ってたけど、きっと先に寝ちゃうんだろうな。
どっちにしろドンヘが近くにいてくれるだけで安心出来るんだけどね。
だからいつまでも俺の傍にいて。
俺を安心させて。
俺のことしか見ないで。
わがままで素直じゃなくて、口下手だけど俺のこと嫌いにならないで。
俺のこと見捨てないで。
涙が出そうになった時、ドンヘの目が開いた。
『ヒョクどうしたの?寝れない?』
『うん、ちょっと』
『ん、おいで。ヒョク大好きだよ』
ドンヘが抱きしめながら色んな所にキスを落としていく。
それが凄く心地良くていつの間にか眠りに落ちていた。