僕たち結婚しました!

□引越しの日〜SW&KH
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SIWON side


頬に触れる温かさで目が覚めた。

KH『ヒョンおはようございます』

SW『ん、おはよう。よく眠れた?』

KH『ふふ、ぐっすりですよ』

SW『それは良かった。もう少しゆっくりしてようか』

KH『…ヒョン、最近忙しいですか?』

SW『うーん、そうだね。忙しく無いといえば嘘になるな。あんまりかまってあげられなくてごめんね。』

KH『…たまにでいいんでこうやって甘えさせてください』

SW『ふふ、喜んで。キュヒョナ愛してるよ』

KH『俺も愛してます。今日は外食しますか?』

SW『うーん、久しぶりにキュヒョナの手料理が食べたいな。だめ?』

KH『簡単な物しか作れないのにいいんですか?』

SW『キュヒョナが作ってくれたって言うのが大事だから』

KH『だったら早く帰ってきてくださいね』

SW『頑張るよ。よし、キュヒョナそろそろ朝ごはん食べようか』

KH『用意してるんでシャワーしてきてください』

SW『ありがとう』


ほんと俺には勿体ないぐらいいい子だ。
出会った時に一目惚れした。
凄く可愛い子だなって思った。
実際に喋ってみると無愛想で、なかなか会話も続かなかった。
でもそれは照れてるだけで無愛想な訳ではなかった。
それを知ってからはもっと好きになった。
アピールし続けてやっと付き合えたのが半年前。
本当に愛おしくてたまらない。

シャワーを浴びて戻るとキュヒョナの後ろ姿が見えた。
首筋に顔を埋めるように抱きしめると、キュヒョナの手が回した腕に重なった。

KH『ヒョンの匂い凄く落ち着く』

SW『ふふ、それは嬉しいな。キュヒョナも凄くいい匂いがするよ』

KH『まだシャワー浴びてないのに?』

SW『うん、いい匂い。キュヒョナこっち向いて』

KH『んんっ…んっ…ふぁっ…だ、め///』

SW『ん、もうちょっと』

KH『だめだって///仕事遅れますよ///』

SW『ふふ、じゃあ続きは夜に』

KH『…変態///』

SW『キュヒョナにだけだから安心して』

KH『そうじゃないと別れます』

SW『それは困るなぁ』

KH『浮気もだめですからね』

SW『浮気なんてしないよ。俺が愛してるのはキュヒョナだけだよ』

KH『それならいいです。とりあえず早く食べてください』

SW『いただきます』

今はまだ一緒に住んでないけど、いずれ一緒に住みたいと思ってる。
もっと多くの時間を共有したい。
でも無理強いはしたくないから、俺たちはゆっくり付き合っていこう。

KH『ヒョン行ってらっしゃい』

SW『行ってきます。キュヒョナも気を付けてね』

KH『うん、また夜に』

キュヒョナに見送られて短いキスをしてから家を出た。
こうやって1日の始まりを過ごせたらもっと幸せだな。
キュヒョナ付き合ってくれてありがとう。

マンションから出ると綺麗な青空が広がっていた。
いい一日になりそうだ。
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