僕たち結婚しました!

□引越しの日〜SW&KH
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KYUHYUN side


送って貰う前にヒョンに連絡を入れたけど既読にはならなかった。
遅くなるって言ってたもんな。


KH『ヒョン送ってくれてありがとうございました』

YS『どういたしまして』

RW『ギュギュ家入ったら連絡入れてね』

KH『分かった』

YS『じゃあまたな』

RW『ばいばーい』


車を見送ってから合鍵で家に入り、リョウクに言われた通り連絡を入れる。
荷物を置いて寝室を覗いてみたけど、愛しい人がいるはずもなく悲しくなった。
確かめなきゃ良かったな。
玄関に靴がないのにいる訳が無い。
悲しさに押し潰されそうになる前にお風呂に入った。
上がってからしばらくソファーでぼーっとしていた。
先に寝ててって言われたけど、寝れそうにない。
ベッドに入っても眠たくならない。
自分の家じゃないからゲームもないし…
時間を確認するともうすぐ日付けが変わる。
本気でどうしようか考えていると玄関が開く音がした。
部屋が真っ暗だっから寝てると思ったんだろう。
すごく静かに動いているのが分かる。
そしてそのまま寝室に入ってくると頬っぺたにキスをした。


KH『…ヒョンお帰りなさい』

SW『びっくりした。ただいま、起きてたの?』

KH『うん、眠れなくって…』

SW『何かあった?』

KH『…ヒョンがいないからですよ///』

SW『寂しかったってことだよね!?』

KH『…うん、凄く寂しかった』

ヒョンは目が落ちるかと思うぐらい見開いて、手で口を覆っていた。

SW『キュヒョナ!今日は凄く素直だね』

KH『だって、ヒョンがいなかったから…』

SW『あー、ごめんね。明日は早く帰ってこれるからゆっくりしよう』

KH『うん。…早くお風呂入ってきてくださいよ』

SW『先に寝ててもいいんだよ?』

KH『…いつもみたいに抱きしめてくれないと寝られないから、早くしてください///』

SW『可愛すぎる///じゃあちょっと待っててね』

短いキスを残してバスルームに向かった。
ふふ、本当に大げさな人だ。
まぁそんなとこも含めて好きなんだけどね。
初めて会った時は好きになるなんて思いもしなかったなぁ。
どっちかっていうとドンヘヒョンの顔のが好きだし。
シウォンヒョンもイケメンだけど、種類が違う。
でも好きになったのはシウォンヒョン。
まぁドンヘヒョンは最初からヒョクヒョンしか眼中に無いしね。


SW『キュヒョナお待たせ』

KH『ん、早くぎゅってして///』

SW『今日は本当にごめんね。キュヒョナ愛してるよ』

KH『んっ…んん…ふぁっ…俺も、愛してる///』

SW『幸せだなぁ』

KH『俺も幸せです///』

SW『ふふ、このままじゃ襲っちゃうから早く寝よう』

KH『…変態』

SW『それでも好きでしょう?』

KH『もちろん大好きです///おやすみなさい』

SW『俺も大好きだよ。おやすみ』

ちゃんと言葉にしてくれるから、安心するしもっと好きになる。
知れば知るほど手放したくないし、手放されたくもない。
どうかヒョンの目に俺しか映らなくなりますように…
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