僕たち結婚しました!
□引越しの日〜HC&LT
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LEETEUK side
引越しの後、イェソンにマンションの前まで送ってもらった。
下から見上げると部屋の電気がついていた。
気を付けて帰ってこいよって連絡があったから帰ってきてるのは分かってたけど、凄く嬉しくなった。
早く顔が見たくなってエレベーターのボタンを連打していた。
エレベーターに乗ってからも落ち着かなくて、ずっとソワソワしていた。
いざ部屋の前に経つと緊張してなかなか入れなかったけど、覚悟を決めてインターホンを押すと笑顔のヒチョルが出迎えてくれた。
HC『お帰り。鍵持ってるんだから、開けて入ってこいよ』
LT『ただいま。今日は開けて欲しかったんだ』
HC『…変なもんでも食ったか?』
LT『んーん、食べてないよ』
そう言いながら後ろから抱きついた。
一瞬びっくりしてたけど、すぐに体を反転させて抱きしめてくれた。
HC『…どうしたんだよ?』
LT『…んー、皆の話聞いてると俺も甘えたくなっちゃって…』
HC『あー、お前は1人だったもんな』
LT『うん、ちょっとだけ寂しかった』
HC『ヤー!ほんとにちょっとだけか?』
LT『…ほんとは凄く寂しかった。仕事だって分かってるけど、何でヒチョラいないんだろ?って…』
HC『ごめんな。…今日はたっぷり甘やかせてやる!先に風呂入ってこいよ』
LT『…ヒチョラもう入ったの?』
HC『帰ってきてすぐ入った』
LT『そうなんだ、残念…』
HC『そんなへこむなよ。髪の毛乾かしてやるから』
LT『本当に!?じゃあちょっと待っててね』
HC『はいはい、早く行け』
ヒチョラが髪の毛乾かしてくれるって!
ふふ、嬉しすぎる///
ご機嫌なままリビングに戻ると、朝干して行った洗濯物を畳んでくれていた。
ヒチョラの方が疲れてるはずなのに。
きっと俺が甘えたいって言ったから、先にすることしてくれてるんだろな。
普段はツンツンしてるのに、こういう時はメンバーも見た事ないぐらい凄く優しい。
こういうギャップも大好きなんだよね。
LT『ヒチョラ洗濯畳んでくれてありがとう』
HC『まぁ家事は分担だからな』
LT『ね、髪の毛乾かして』
HC『ここに座れよ』
指定されたのはヒチョラの足の間。
後ろから抱きしめられるみたいに乾かされる。
少し雑な乾かし方ですら愛を感じる。
好きだなって思っているとドライヤーの音が止んだ。
そしてそのまま後ろから抱きしめられた。
HC『ジョンス、こっち向け。お前のこと誰にも負けないぐらい愛してる』
LT『俺も愛してるよ///んっ…ふっ…んんっ』
HC『はっ…俺だけ見てろ』
LT『ふふ、それは俺のセリフだと思うな』
HC『あ?何でだよ』
LT『だって女の子大好きだし、可愛い男の子も大好きでしょ?』
HC『まぁ間違ってはいないけど、比べ物にならないぐらいお前が好きだ』
LT『俺だけ特別?』
HC『そんな当たり前のこと聞くんじゃねーよ。なんなら今から確かめるか?』
今まで真剣な顔してたのに今はニヤニヤしてる。
かっこいいなって思ってたのに。
でもこんな綺麗な顔した奴にあんな事言われて、顔に熱が集まらない訳が無い。
LT『……ベッドがいい///』
HC『ふふ、了解。ほら、掴まれ』
LT『華奢なのに意外と力持ちだよね』
HC『お前が軽いだけだろ』
LT『そんなことないと思うけどな』
HC『お前が甘えてきたんだからな、覚悟しとけよ』
LT『…優しくしてね///』
HC『もちろん』