僕たち結婚しました!

□引越しの日〜YS&RW
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RYEOWOOK side


YS『…リョウガ、起きて』

RW『ん…もうそんな時間?』

YS『もう少し寝かせてあげたいんだけど、そろそろ起きないと間に合わなくなっちゃうから…』

RW『ふふ、大丈夫だよ。ありがと』

YS『先にシャワー浴びておいで』

RW『じゃあそうするね。ヒョン、大好き』

そう言って短いキスをするとヒョンは真っ赤になっていた。

YS『朝から可愛いことしないで///早く行かないと後悔するよ』

RW『ふふ、それはやだ』

いいから早く行けと追い出された(笑)
普段ヒョンはすっごくかっこいいのに、僕の前ではすっごく可愛くなる。
そのギャップがほんとに堪らない。
そして僕の名前を呼ぶ声も。
特に寝起きの声が1番好き。
ふふ、僕だけが聞ける特別な声だからね。

RW『ヒョン、お待たせ』

YS『ん、じゃあ俺も入ってくるな』

RW『ごゆっくり』

ヒョンが入ってる間に朝ごはん用意しよう。
ヘルシーで食べやすい物を。
好きな人と一緒に迎える朝って本当に幸せ。
そう思った瞬間、肩に重みを感じた。

RW『…ヒョン、重たい』

YS『リョウガ…愛してるよ』

RW『んっ…ふ、んんっ…ヒョン、ダメだよ』

YS『ん…そうだね。ご飯食べよ』

ヒョンは周りの人から見ると近寄り難いみたい。
目付きとか雰囲気が怖いんだって。
僕も最初はそうだった。
口数が多い方でもないし、人にはあんまり興味がないんだと思ってた。
でも喋ってみると印象は変わる。
凄く話しやすい。
優しいし、かっこいいし、気遣えるし、皆ヒョンのことを好きになる。
だから楽屋でも音楽番組でもヒョンの周りにはいつもたくさんの人がいる。
僕が特別だって分かってるけど、やっぱり不安になる。

RW『ねぇヒョン!僕は特別?』

YS『愛してるのも優しくしたいのも、かっこいいって思われたいのもリョウガだけだよ』

RW『ふふ、嬉しい。…ヒョクヒョンより可愛い?』

YS『何でヒョク?もちろんヒョクなんかと比べ物にならないほど可愛いよ』

RW『なら良かった。最近、ヒョンのお気に入りはヒョクヒョンみたいだから』

YS『あくまでも可愛い弟だよ。リョウガとは違うでしょ?』

RW『うん、でもヤキモチ妬くから程々にしてね』

YS『ふふ、可愛いなぁ』

RW『…ヒョンにとっての可愛いが僕だけだったらいいのに』

YS『ん?何か言った?』

RW『んーん、何でもない。そろそろ行こ』

YS『 そうだな。行こうか』

玄関で短いキスをしてから家を出る。
一緒に住むようようになってからは必ずしてる。
このキス1つで今日も頑張れる。
イェソンヒョンいつもありがとう。
愛してるよ。

今日も頑張ろうねって言う意味を込めてヒョンに笑いかけると、ヒョンも目を細めて笑ってくれた。
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