04/14の日記

23:54
あてもなくさまよう短編7
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生田「とぉっ!」

『あーもう…笑』

生田「えへへぇ笑」

『酔ってるねぇ笑』

生田「別に酔ってないもーん」

『1+1は?』

生田「さんっ」

『酔ってますね』

生田「むぅ!そんなアホじゃないもん!」

『よしよし』

生田「んん…」

『なでなで』

生田「えへへ…」

『………』

生田「…もっと」

『もっと?笑』

生田「…もっと撫でて?」

『どーしよっかなぁー…笑』

生田「…おねがい?」

『絵梨花、そのまま寝そうやもん笑』

生田「…寝ない」

『今にも寝そうじゃん笑』

生田「…やだ…」

『なんで?』

生田「…せっかく、2人きりになれたんだもん
寝るなんてもったいない…」

『絵梨花』

生田「んん…んぅ…ぐりぐりぐりぐり…」

『腹に頭ドリルやめなさい笑』

生田「撫でてよぉ…」

『…よしよし』

生田「もっともっともっと…」

『絵梨花、寝てもいいんよ?』

生田「やだぁ…」

『疲れてる時は無理しないの、ね?』

生田「………」

『どこも行かないから、ね?』

生田「……ひざまくら」

『ふふ…いいよ笑』

生田「んぅ…おちつくにおい…」

『こらどこかいどん笑』

生田「…ね…?」

『ん…?』

生田「…手…つないでてもいい?」

『…ほら、貸してごらん?』

生田「…おちつく」

『なによりです笑』

生田「つめたい」

『どっちゃねん笑』

生田「…でもとっても大好きな感覚…」

『なでなで』

生田「撫でてて?」

『いいよ笑』

生田「一瞬も止めちゃダメ」

『鬼コーチか笑』

生田「…でもさ?」

『うん?』

生田「…やっぱりねたくない」

『そう…?』

生田「うん…いやだ…」

『………』

生田「夢の中までは着いて来てくれない…
起きたらいないかもしれない…」

『…大丈夫』

生田「一瞬も離れたくなんかない…
眠りたくない…
夜が明けてほしくない…」

『大丈夫、大丈夫だよ』

生田「さみしい…ねぇ…?好き…」

『…絵梨花?』

生田「…え…?」

『…ちょっとだけカッコつけさせて』

生田「えっちょっ…」







『………』






生田「………」











『…絵梨花を、この世の誰よりも愛してる』

生田「………」

『絶対に負けない』

生田「………」

『心と体がうまく行かない日も
あるかもしれないけど』

生田「………」

『…ただ元気に過ごしてくれればいいの
ただそれだけ』

生田「………」

『もし寝れないなら、ずっと見ててあげる
もし笑えないなら、一緒に笑えるようにして見せる』

生田「………」

『…ちょっとだけ心の声こぼしてもいい?笑』

生田「…もう結構溢れてる//」

『……ちょっとだけ、寝ちゃいそうな絵梨花をみて、』

生田「…///」

『抱き寄せたくなった』

生田「っ…//」

『…離したくない、
…ほんとは寝ないでずっと世を明かしたい』

生田「っ…起こして欲しいって言うわがまま…
叶えてくれてる…?//」

『起きなかったら抱きしめるかも…』

生田「…起きたらしてくれないの?///」

『…起きたらしてあげない笑』

生田「むぅ…笑」

『…嘘だよ笑』

生田「ほんと…?笑」

『…その太ももに埋めてる顔を
こっち向けてくれたら…』

生田「………」

『…止められないかもね?』

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