04/10の日記
00：20
あてもなくさまよう短編6
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〈キーンコーンカーン〉
生駒「いっこすくねぇ！！！」
『飛ばすなぁ』
西野「さすがやな」
生駒「これ仕込みじゃ無いの！？」
〈キーンコーン〉
生駒「来ましたよ誰かぁ！！！」
『誰か来ましたよ〜だな』
西野「ミスったな」
生駒「あぁぁぁうるせぇぇぇ！？」
生田「はーい、席についてー」
生駒「…絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対…」
生田「今日から、このクラスを担当することになりました、」
生駒「やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対やばい絶対…」
生田「生田ドン吾郎です」
『………』
西野「………」
生駒「…うわぁ…なんともコメントしづれぇ…」
生田「又の名を」
生駒「なんでだよ」
生田「忘れっぽい子といいます」
生駒「…名前はどうでもいい、
絶対キャラがやばい」
生田「ぽいドンって呼んでね〜」
生駒「そこ取るんだ…そこ取るんだ…そこ取るんだ…」
『ドン子先生〜』
生駒「〜っ！！！耐えだ！！ここは耐え！！！」
生田「なぁに？ぽい蔵？」
生駒「ぐぅぅぅぅぅ…っ…」
『…忘れました』
生駒「お前もかぁぁぁぁぁぁ！！！」
生田「いいのよ、全然、
先生にとっては名前を覚えていたことだけで奇跡だわ」
生駒「もっと雑なボケだと思ってた…
シュールな方向に走ってる…」
西野「小うどんセット先生は〜」
生駒「あぁぁぁ言ったそばから雑なボケ…」
西野「うどんは生き物に入りますかー？」
生駒「………」
生田「もちろん！うどんはびちびちしてるわ」
生駒「………」
西野「（ちらっ）」
生田「（ちらっ）」
生駒「（白旗）」
生田「…じゃあ授業始めよっか」
生駒「許されたぁぁぁ！！！」
生田「教科書開いて〜」
生駒「あ、え、どこだろ」
『生駒しっかりせえよ！』
西野「せや！」
生駒「え、ご、ごめん…」
『298ページだぞ！』
生駒「あ、ありが」
西野「ちゃうわ！410ページやろ！」
生駒「え？え？」
生田「2人とも、教科書は80ページしかないわ」
生駒「どこからつっこめばいい！！！？
2人！？2人！？ぜんっぜんちげえじゃん！！
そしていくちゃん！？
教科書で80ページは薄すぎる！！！
美術の教科書ぐらい薄い！！！！」
生田「いくちゃんじゃなくて、
ぽ・い・子♡」
生駒「渾身のたとえツッコミをボケごろすなぁぁぁぁ！！！！！」
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