希望の異世界奮闘記〜妖怪の国の変〜
□強き『か弱いお嬢さん』
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鳥居前・・・
「白狼天狗の剣術、その身に受けてみよ!!」
ズバババババババババババババババァンッ!!
椛はそう言いながら、レミリアに十数回と斬りかかる。
が、レミリアはそれを全て、紙一重でかわしきる。
「どうしたの?全然、当たってないんだけど?」
「くっ!!」
「どいて!!妖術、壱の型、“竜水”!!」
ザパァァァンッ!!
かわしきった後、そう言って挑発するレミリアに椛が舌打ち混じりにそう言うなか、小傘がそう言いながら、強力な威力の波を放つ。
が、レミリアはそれを難なくとかわす。
「今度はこっちだ!!妖術、壱の型、“鬼火”!!」
ボォォォッ!!
その直後、今度はぬえがそう言いながら炎を放つ。
が、レミリアはそれも難なくかわしてみせる。
「あ、当たらない・・・どうして・・・ミスティアさん!!あなたの妖術、全然効いてないじゃないですか!?」
「・・・効いてない訳じゃないです・・・確かに視覚と聴覚を奪っているのに・・・全部、かわされてる・・・」
自分達の攻撃は全て、かわされてることにそう言う文に対し、自身の妖術でレミリアの視覚と聴覚を奪っているミスティアは困惑しながらそう答える。