英雄(人外)を両親に持つ私の学校生活

□狙われた怪獣使い
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『Xマジンラー』、本拠地、玉座の間・・・

「フェニックス様が戻りましたぁ!!」

「よぉ。総帥。帰ってきたぜぇ・・・」

何処かの次元に存在する『Xマジンラー』の本拠地にて、一体のライオトルーパーがそう言った瞬間、両肩に金色の鳥の頭がある赤い怪人、幹部の一人であるファントム、フェニックスがそう言いながら、一体の怪人を伴って玉座の間に入ってくる。

「うむ。よく戻ってきた。フェニックス・・・」

「んで?どうだったんだ?フェニックス。」

そんなフェニックスに対し、カンナギはそう言い、アミリと共に先に来ていたジンガがそう尋ねる。

「あぁ、異世界、『タズタリン』は組織の支配下に置くことはできたが、あまりにも張り合いが無さすぎた。そう言うおまえらは『ウェズペリア』への侵攻具合はどうなんだ?」

対するフェニックスは『ウェズペリア』への侵攻具合について、そう尋ねる。

「こっちはまだまだってところね。色々と障害があるから、今はその障害をどう排除しようか考えてるところよ。」

「障害?」

「仮面ライダー達ですよ。聞いていませんでしたか?『ウェズペリア』には22年前から数多くの仮面ライダーが存在しているのを。」

アミリが言う『障害』という単語に首を傾げるフェニックスに対し、ジンガ&アミリと同様、先に来ていた加頭がそう説明した。
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