とある暗部の恋物語

□好奇心、猫をも殺す
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『アイテム』、アジト、狩矢の部屋・・・

「・・・」

ベールと因縁の再会を果たし、フレンダや当麻達に自分の素性やネビュラガス、スマッシュ、アルドノスのことについて、説明した日の夜、狩矢は自分の部屋のパソコンでネビュラガスやスマッシュのデータを見ながら、ベールが言っていた『計画』のことやネビュラガスの根絶の方法について、思案する。

「まだ眠らない訳?村城。」

「!?フレンダッ!?」

そんななか、薄いピンクの兎の着ぐるみ(顔が出るタイプ)パジャマ姿のフレンダが話しかけてくる。

「・・・」ジィー

「な、なによ?」

「いや、おまえもそういったパジャマ、着るんだなぁと思って・・・」

「なによ?結局、似合ってないとでも言いたい訳?」

「そうは言ってねぇよ・・・(ボソッ)寧ろ、似合ってて可愛いって思ったし・・・」

そっぽを向きながら狩矢は小さな声でそう呟く。

「ッ!?(カァァァ)あ、ありがとう・・・///」

が、フレンダには聞こえていたようでフレンダは顔を赤らめながらそう言った。
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