とある暗部の恋物語

□デート?
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『アイテム』、アジト・・・

「王手。」パチンッ!!

「ぬあああああっ!?また負けたぁぁぁっ!!?」

フレンダの退院祝いも兼ねたサバ缶パーティーから三日後、仕事がなかった狩矢は暇潰しとして麦野の将棋での相手をさせられていた。

因みに現在、狩矢は12回連勝更新中。

「あぁもう・・・なんで村城はこんなに将棋が強いんだよ・・・」

「まぁ、前にいた所じゃ上司によく相手をさせられてたからな。」

「・・・」ズズー

「?フレンダ。」

「どうかした?」

頭を抱えながらそう言う麦野に狩矢がそう言うなか、黒豆サイダーをストローで飲みながら面白くなさそうに二人を見つめるフレンダに対し、絹旗と滝壺は首を傾げながらそう尋ねる。

「ふぇっ!?べ、別になんでもない訳よ!!た、ただ村城って基本、白衣しか着ないなぁ〜って思って・・・///」

「そういえば、昨日も白衣だったね。」

「ですが、村城は科学者なんですから超当たり前では?」

「そ、それでも村城は私達と同じ年代な訳だし、ファッションとかに興味ないのかなぁ〜なんて・・・///」

「「・・・」」
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