とある暗部の恋物語

□好奇心、猫をも殺す
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「ところでそのパジャマはもしかして・・・」

「結局、手作りな訳よ。」

「・・・もうおまえ、暗部やめてぬいぐるみ屋始めろよ。マジで。」

「暗部を辞めたら考えてみる訳よ。それより、何を調べている訳?」

フレンダはそう尋ねながらパソコンを覗き込む。

「!?村城。これって・・・」

「・・・俺が知りうるネビュラガスやスマッシュに関するデータを纏めたもんだ。ファミレスでベールが言っていたことが気になってな。」

「ベールってあんたが言っていたアルドノスっていう組織の参謀であんたの元上司のこと?」

「あぁ、ネビュラガスが原因で滅んだ村で生き残り、ネビュラガスに対する憎しみだけで生きてきた俺を拾い、仮面ライダーに仕立て上げた張本人だ。」

首を傾げながらそう尋ねるフレンダに対し、狩矢は真剣な表情でそう答えた・・・
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