とある暗部の恋物語

□狩矢の真実
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「え、え〜と・・・」

「あの・・・」

「あぁ、そういえば、ここには裏側のことを知らない子もいたわね。」

「じゃあ、まずは超自己紹介といきましょうか。」

佐天と初春が戸惑いながらそう言うなか、麦野と絹旗は冷静にそう言う。

「それじゃあ、私から・・・私は麦野沈利。このチーム、『アイテム』のリーダーで第四位の超能力者、『原子崩し』よ。」

「超能力者!?」

「御坂さんと同じ!?」

そう言う麦野の自己紹介に対し、佐天と初春はそう困惑の声を上げる。

その後、一同は互いに自己紹介し、佐天と初春には麦野が他言無用という念押しをしてから暗部について、軽く説明する。

その間、二人は驚きながらも真剣な表情で聞いていた。

「で、そんな私達が超電磁砲と知り合った経緯は」

「そこから先は私が説明するわ。あのね、二人ともーーー」

そんななか、美琴が自らバトンを受け取りながら二人に自分が『アイテム』の面々と遭遇し、交戦するきっかけになった『絶対能力進化計画』のことについて、説明した。
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