とある暗部の恋物語

□手合わせ
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「ですが、その蹴りでは私の『窒素装甲』は超貫けません。」

ドカァァァンッ!!

絹旗はそう言いながら拳の回りに窒素を固めることで破壊力を上げた、通称『窒素パンチ』を狩矢の胸に食らわせる。

「「「「「!?」」」」」

「・・・」

が、狩矢は吹き飛ばされず、特にダメージを受けた様子もなく、その場に留まる。

(嘘っ!?殴ればガトリング並の威力がある絹旗の『窒素パンチ』を!?)

「防御力が売りなのはこのライダーシステム、『ローグ』も同じなんだよ。」

ドカァァァンッ!!

「くっ!!」

フレンダが動揺するなか、狩矢はそう言いながら再び蹴りを繰り出し、絹旗は再びガードする。

ドカカカカカカカカカカカカカカカッ!!

その後、絹旗と狩矢は互いに防御力が高いこともあって、互角の肉弾戦を繰り広げた・・・
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