とある暗部の恋物語

□手合わせ
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「変身した!?」

「はまづら。あれ、何かわかる?」

「あ、あぁ、見た感じ、日曜の娯楽番組でやっている仮面ライダーってやつに似ているな・・・」

「へぇ・・・なかなか面白そうじゃない・・・」

「超見たことないパワードスーツですね。『学園都市』が開発した超最新型の披検体ってところですか。」

「まっ。そういうことにしといてくれ。」

ローグに変身した狩矢を見てフレンダ、滝壺、浜面、麦野の四人がそう言うなか、絹旗と狩矢はそう言いながら互いに拳を構える。

(ふぅーん・・・結局、格闘技が主体な訳ね・・・)

「二人とも、用意は良いわね。それじゃあ・・・始め!!」

・・・フッ・・・

ドカァァァンッ!!

「「「「!?」」」」

「「・・・」」

狩矢の姿が消えたかと思えば、いつの間にか絹旗の目の前まで移動していた狩矢が右足で蹴りを繰り出し、絹旗は左腕で難なくガードする。

(なに今の!?瞬間移動!?でもあいつ、さっき、自分のこと、無能力者だって・・・)

「超速いですね。そのパワードスーツの超恩恵ですか。」

「まぁな。」

ローグに変身した狩矢のスピードにフレンダがそう思いながら驚愕するなか、そう言う絹旗に対し、狩矢はそう言った。
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