仮面ライダー4号

□強襲!仮面ライダー4号!!
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「?歴史改変マシン?」

進ノ介が言った『歴史改変マシン』という単語に『消えた歴史』での戦いに参加していなかったセッテは首を傾げる。

「歴史改変マシンは『自分達に都合の良いように歴史をねじ曲げる』ショッカーの兵器だ。かつて、ショッカーはそのマシンで歴史をねじ曲げることで最強最速の仮面ライダー、仮面ライダー3号を生み出し、世界を支配していた・・・」

「!?」

が、そう言う進ノ介の説明を聞いて、セッテは『消えた歴史』についての記憶を思い出す。

「そうだ・・・あの戦いで・・・ノゾミは・・・!!」

「・・・」

「そうだ。『消えた歴史』での戦いでノゾミちゃんは仮面ライダーとして命を落とした・・・」

「俺達はマシンを破壊することで歴史を修復したが、異世界から迷い込んだイレギュラーだったからか、彼女の死だけは修復できなかった・・・」

『消えた歴史』での親友の死にショックを受けるセッテに対し、進ノ介と侑斗は真剣な表情でそう言う。

「・・・もし・・・歴史改変マシンを破壊したら・・・ノゾミはどうなりますか?」

「断定はできないが、元々はイレギュラーであるノゾミは死ぬ可能性はある。」

「そんな・・・!!」

歴史改変マシンを破壊すれば、正史のイレギュラーであり、『消えた歴史』では命を落としたノゾミが死ぬ可能性がある。

そのことにセッテは思わず声を荒げる。

「大丈夫。ループしていることがわかった以上、ノゾミちゃんも含む全員で脱出する方法が見つかるかもしれない。」

「一先ず俺はゼロライナーで原因を探る。」

「あぁ、俺も警察官として調べてみる。」

「・・・」
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