希望の異世界奮闘記〜妖怪の国の変〜

□シュガー(フラン)の本心
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本殿までの通路、中央付近・・・

ドカァァァンッ!!

「はぁ・・・はぁ・・・な、何故だ!?何故あいつの攻撃を受け切れない!?様々な妖怪や怪人の戦闘データを掛け合わせて、造られた私に下等妖怪が敵う筈は・・・」

「どうしたの?大分息が上がっているみたいだけど・・・私はまだまだ遊び足りないんだけどなぁ・・・」

シュガーの攻撃を受けた後、息を切らしながら、そう困惑の声を上げる空に対し、シュガーは不敵な笑みを浮かべながら、そう言って挑発する。

「う、うるさい!!下等妖怪なんかに私が負ける筈ないんだ!!核熱、『ニュークリアフュージョン』!!」

ズガァァァンッ!!

対する空はそう言いながら、『ニュークリアフュージョン』を放ち、シュガーに命中させる。

「思い知ったか、下等妖怪!!これはこの国の妖怪共が使う妖術とは比べ物にならない、『外の世界』の技術、スペカだ!!おまえとは次元が違うんだよ!!」

『ニュークリアフュージョン』を命中させた後、空は勝ち誇ったような表情でそう言う。

「う〜ん。スペカ程度で次元が違うって言われても、どう反応して良いか、わからないよ。」

「!?」

が、何故かシュガーはほとんど無傷に近い状態でそう言った。
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