あのグループの人の弟に…………

□6話
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今日は3回戦だぜ!!

先発は俺!!

相手は去年の夏の全国大会の準優勝の東京のチームらしい。
打撃がえぐいらしい


そして、俺は少しだけ球速を上げました。

最高球速:120キロ(成長限界130キロ)

に上げました!!


さて!!今日も頑張るぞ!!


六番ピッチャーだぜぇ!!










監督「龍斗、今日は投手戦になるかもしれない、粘ってくれよ!!」

『監督、絶対に抑えますよ』

監督「特に、気おつけないといけないのは西川琉斗だ、去年から4番を任されてきた6年生でパワーとミート更には選球眼がいい」

『分かりました、なら、いざってときた俺のウイニングショットをかましてやりますよ』

監督「そうか、頑張ってくれよ!!」

『はい!!』


そして、試合が開始した。

相手のピッチャーも凄い投手で打たせてとるビッチングで0点に抑えられた。

俺も1回裏を三者三振にする。

2回表も0点に抑えられて
俺は、相手の西川琉斗と対戦する。


『ふぅ〜(威圧感が半端ないなだが、勝たせてもらいますよ)』

一球目はインコースいっぱいのストレートでストライクをとる。

2球目と3球目は外にチェンジアップとストレートをギリギリにあつめたがボール。

4球目はインコースいっぱいにスライダーを投げると

カキンッ!

ボールは高々とあがりファールゾーンに消えていった。

『(あ、危ねぇ〜まじかよ、あんなギリギリのスライダーをあそこまで飛ばすか‪)いいねぇ、面白くなってきた。』ニヤ

5球目と6球目と7球目は粘られて

2-3になった。

10球目



「(こんなに粘られるとはな……だが、相手が強ければ強いほど龍斗は燃えるんだぜ)」

海斗は迷わずこのサインを出した。

『っ!ニヤ(OK、これで決めるよ)』


10球目に龍斗が投げたボールは…………



***西川琉斗

「(っ、本当に5年生なのか?こんなに制球と球威のあるストレートは見たことがない…………面白い……次で決める。)」




『うらぁっ!!』

シュッ!!

グォン

「はぁっ!!(なっ!?ボールが消えた!?)」ブォン



結果は

「ストラーーーーイクっ!!」

『しゃぁっ!!』

俺はめちゃくちゃ嬉しくて吠えてしまった。

そして、この回も0に抑えた。

俺が最後に投げたのはスプリットフィンガーという通称スプリットだ俺はこれをずっと極めるために冬から練習してきた。
俺のウイニングショットだ。


7回までいったが今まだに0と刻まれている。

俺達はチャンスを作るが攻めきれない。

相手は未だに龍斗を攻略できていない。


相手の投手の球数は109球

龍斗の球数は104球と互いに譲らない投手戦になっていた。


7回もお互いに得点が入らず延長戦へ。

延長戦は特別ルールでタイブレークが行われる。

タイブレークとは
0アウトランナー一二塁から始まることだ。

8回表では相手のチームはバントをしようとするが浮かせてしまいダブルプレーになりそして、最後は三振をとり0点に抑えた。



そして、8回裏


監督「この回で絶対に決めるぞ!!絶対に愛斗か龍斗に回せ!!」

3番の子がバントを成功させて
1アウトランナー二三塁になるが4番の愛斗が申告敬遠され今回5番を任されていた海斗を向かえる。


***海斗

申告敬遠をされて海斗はバッターボックスへと向かう。

「(へぇ〜舐めたことしてくれるじゃん)」

相手は俺の事を睨んで威圧してくる。

「(そんな威圧よりあいつの威圧の方がもっと怖ーよ‪w‪w)ふぅ」

海斗は構えて相手を睨んだ

「(ぜってぇ打ってやる)」

相手が投げた瞬間

カキンッ!

海斗が打ったボールはフェンス直撃の長打に。


『しゃぁっ!!ナイスバッティング!!』

海斗はもみくちゃにされていた。



『ナイスバッティングだな海斗!!』

「おう!!お前が頑張ってるのに絶対に勝負を決めるつもりだった!!」

俺と海斗はハイタッチをした。


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