百合小説です。

誤字脱字はご勘弁ください(スライディング土下座


本人視点セリフは「」
その他人物全員『』
で書いてあります。(語彙力)


途中から書き方変わってるかもです。



とにかく語彙力がないです。ご容赦ください。






問題なければどうぞ

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曜side

某月某日、日曜日
今日は千歌ちゃんの発案で、Aqoursの懇親会を
兼ねて皆で出かける予定なのだ
いつも練習がない日は水泳部があって、みんなとあまり話せていない曜は、この日をとても楽しみにしていた。
「今日は久々にみんなと遊べる…♪」
そのため待ち合わせ場所に少し早く着いてしまった。
そこには既に、ダイヤとルビィの姿があった。

「おはヨーソロー!ダイヤさん、ルビィちゃん!」
『『おはようございます。曜さん』』
2人の声が重なった。
「ふふふっ♪2人、仲良しだね」
『そこまでではありませんわ。
それより、早いですわね、珍しく』
『確かに…曜さんいつもこんなに早く来ることないよね…』
そう言ってルビィは携帯電話を見た。
時刻は待ち合わせの30分前。
「ダイヤさん達の方が早いじゃないですか笑
楽しみすぎて、早く家を出ちゃったんですよ」
『そうでしたか…今日は楽しみましょうね』
ダイヤは微笑んだ。
「はい!全速前進!で楽しむのであります!(`・ω・´)ゝ」
曜はそう言っておちゃらけてみせた。

そうこうしているうちに、梨子、花丸、果南、鞠莉が順に到着した。
「皆揃ってきたね」
『来ていないのは千歌ちゃんと…あの堕天使ね…』
梨子は顔をしかめた。
「まあまあ梨子ちゃん…そう怒らないで」
曜はそんな梨子をなだめた。

(あの善子ちゃんが連絡もなしに遅れることあるのかな…)

そして待ち合わせ時間ギリギリに千歌が到着した。
『千歌さん…ギリギリに行動する癖、どうにかなりませんの?』
『あはは…ダイヤさんすみません…』
『まあまあダイヤ、そう怒らないで!皆で遊べるの久々なんだから、思いっきりenjoyしましょ!』
叱るダイヤを鞠莉がなだめる。

『あとは、善子ちゃんだけだね。おかしいなぁ…いつもなら遅れるときは必ず連絡くれるのに…』
「だよね」
果南の言葉に共感の一言を発する。

『寝坊じゃないずら?』
『それしかないでしょ笑。』
『あと10分待って、来なかったら、善子さんには連絡を入れて出発しましょうか』
『そうだね』
時間は待ち合わせ時間をとうにすぎている。
曜は妙な違和感をおぼえた。

結局善子は来なかった。
リーダーの千歌が善子にLINEで連絡を入れて、一行は出発した。

それから一行は、ショッピングや食べ歩きを楽しんだ。

「ねーねー千歌ちゃん」
『ん?曜ちゃんどーしたの?』
「善子ちゃんから返事きた?」
『来てない…既読すらついてないよ』

おかしい…明らかにおかしい
あの善子がこの時間まで起きないのは絶対にありえない。
前に善子が寝坊で遅刻したときもこの時間には学校に着いていたのを曜は目撃していた。

「みんな!ごめん!急に水泳部の練習が入っちゃったから今日はもう帰るね!」
嘘だ。嘘をついてまで帰りたかった。

『あー…そっか。また今度ね!』
『部活ふぁいとずら!』
『がんばるびぃ!』
『気をつけて帰るのですよ!』
『じゃあね〜!』

いくつもの声を背中で受け止めて、曜は家路を急いだ。正確に言えば、急いで"彼女"の家に向かっていた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

善子side
「ケホッ…ケホッ…」
(咳が止まらない、息が苦しい…)
(誰か…)

善子は昨日から風邪の症状が出ていて、
だんだんと悪化し今に至った。
薬を飲めばすぐ治ると思っていた自分を思いっきり殴りたい気分だ

せっかく千歌が計画してくれたのに
せっかく全員の休みが揃ったのに
連絡もしないですっぽかして…
「私…ほんとに迷惑かけてばっかりね…」
そう呟いたら、頬に涙が伝った

(体調を崩すと人肌恋しくなるとはよく言ったものね)

(寂しい…)
薬と水だけ置いて、母は出かけてしまった。
父は朝早くから仕事だそうだ。
いつもはなんてことない静寂も、今の善子にとっては苦痛だった。

(誰もいない…寂しい…)

2粒目の涙が頬を伝った時

\ピンポーン/

(なに…?こんな時に…)
善子は出ようと思うも体が動かない

(まあどうせ宅急便かなんかでしょ、不在票入れてもらえばいいか)
(あー…ほんとにつらい)
(とりあえず今は寝てとっとと治さなきゃ)
そう自分に言い聞かせて、目を閉じようとしたちょうどそのとき

コンコン
『善子ちゃん…?いる…?』

え?
聞きなれた声がした。
善子が1番求めていた声。

でも幻聴なような気もして
何よりも体が動かなくて
ドアを開けることが出来なかった

『善子ちゃん…?入るよ…?』
ガチャ

ドアが開いた。
そこには、善子が1番会いたかった人がいた。

『善子ちゃん!?大丈夫?苦しそう…
とりあえず冷えピタとか色々買ってきたよ』
「よう…?」
『そうだよ、曜ちゃん参上であります!』

そう言いながら彼女はドヤ顔をした。

「なん…で…?みん…なと…いっしょ…じゃないの…?」
『そんなの大好きな人が心配過ぎてすっぽかして来ちゃったよ』
「いえのかぎは…?」
『ん?開いてたよ?』

(あぁ…ダメよ…)
(なんでこういうことをサラッと言ってしまうの?)
(だから私はあなたのことが_____)

『体あつい…熱はかろっか、はい、体温計いれるよー?』
ピピピ
39.2
『うわっ!めっちゃ熱あるじゃん
苦しかったね、大変だったね』

曜はそう言って善子の頭を撫でる。

『とりあえず、お薬飲める?
あ、このお薬食後服用だって、今食べれそうなものちゃちゃっと作ってきちゃうから、ちょっとまってて』

そう言って曜が部屋からでた。

十数分後、お盆を持って曜が戻ってきた。

『勝手にキッチン借りてごめんね、お粥作ってきたよ、食べれそう?』

(全然食欲ないんだけど…)

「いい…食べない…」
『そっか…でもお腹になんかしら入れとこ?』

(そんな困ったような笑顔で言われちゃ断れないじゃない…)

「うん…食べる」
『善子ちゃんえらいね、自分で食べれる?』
「このくらい、じぶn…」
__で食べられるわよ
善子はそう言いかけてやめた。
甘えたかったのだ。

「いや…やっぱり…ようが…食べ…さ…せて(ボソッ)」
恥ずかしくて最後の方は蚊の鳴くような声になってしまった
言いながら、恥ずかしさが込み上げてくる。


『いいよ、はい、あーん』


彼女の優しさで泣きそうだった

「あーん。ありがとね…」
『大丈夫だよ、私がやりたくてやってる事だからね』

お粥を3分の1ほど食べた頃、善子は満腹になってきた

「もう…いい」
『んー?そっか、善子ちゃんいっぱい食べれたね』

曜はそう言ってまた微笑みながら善子の肌を撫でる。

(ほらすぐそういうこと言う…)
(そんなこと言われたらもっと甘えたくなっちゃうじゃない…)

そして曜がお盆を片づけにいこうと立ち上がったそのとき

「ひとり…やだ…よう…いかな…いで」

そう言って目を潤ませた善子は曜の裾をつかんだ。
曜が驚いたような顔でこちらを見ている。
(あ…つい心の声が…)
(やばい…曜が困っちゃう…迷惑かけちゃう…)

「あ…やっぱいい…ごめんね…」
『全然よくないでしょ、善子ちゃんいつもそうやって遠慮してるの、私知ってるよ?』

そう言って曜は両手で善子の頬を挟んだ。

『今日くらいは思いきり甘えて?』

(あぁ…もうだめだ…全てお見通し)

「うん…あのね…ぎゅー…したい…」
そう言って善子は曜の腰に腕を回した。

『いいよ、曜はどこにもいかないよ』

「よう…しゅき…」
高熱で呂律が回っていない善子はたどたどしく言った。

『ふふっ…甘えたさんの善子ちゃんもかわいいね』
そう言って曜はまた微笑み、善子の頭を撫でた。
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どうも、作者です。
フォレスト初投稿です。
小説をネットに出すのすら初めてです。
推しカプ×推しシチュに飢えすぎて
ついに自分で書いてしまいました。
後悔しかしてません。

オチなくてすみません。
その後は本人達のみぞ知る…的な感じでお願いします。

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