鬼滅の刃

□緊褌一番
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炎柱の補佐、そう継子ではなく補佐となって3日経った頃。
私は、色んな意味で三途の川の畔まで逝っていた。奪衣婆に六文銭を渡しそうになって、煉獄さんと甘露寺さんのおっぱいに積もれてない!だからして、まだ死ねないとなり、婆を蹴り倒して戻って来たこと数回。数回やぞ!懸衣翁まで追いかけてきたからなアレ!夫婦揃って追いかけてくるって…やべー!
そう、色んな意味で死にそうだった。

まず、炎柱の継子である甘露寺さんの可愛さに殴られた。あのたわわなおっぱいに埋もれたいと私の中の煩悩がわっしょいしだす。間違いない、あれはおそらく…、南蛮菓子のましまろよか柔いであろうと、己の両手がわきわきとしだすのを理性で止めたのが0.5日目。
残りの0.5日は、私の上司となった煉獄さんの雄っぱいに埋もれたいと思い、これまた両手をわきわきと無意識に構える私の手を何故かガッツリと掴んだ彼は「そうか、まだ握手をしていなかったな!甘露寺共々宜しくな!」と見当違いの握手?をされてしまい私の煩悩は吹っ飛んだ。
何て無知で素直な人何だ!!
と、邪な私の心のは彼から受ける手の温もりと笑顔に浄化された…気がした。
そう、ここで浄化されんのが私のが煩悩よ!!
どんだけだ!?と私でも思う位に汚れた心は多分半分位は浄化されたが、された分、またムクムクと育つのである。目の前の男によって!!
プラマイゼロと言うやつや。
浄化されようと、目の前に美味しそうなモノがあったら、残さず喰い尽くせ…が、我が家の家訓である!!!(いや、そんな家訓遺してないわ!!と、遠くで死んだ父上の声が聞こえた気がするが無視した)


この天使達の為なら、私死ねる!とも思った一日であった。もう、お腹いっぱいやで。



で、2日目。
今までお二人が上へと提出していた報告書へと目を通す。
あ、これヤバいと、自他共に認める変態な私が思う位やばかった。
煉獄さんの報告書、素直で簡潔過ぎる!かっわいい!可愛いが過ぎる!でも、でもなぁ、これじゃあ、上に伝わらん!!
甘露寺さんの報告書は、擬音語が半端ない。つまり、煉獄さんの報告書よか更に伝わらない…!!
いや、いやね、可愛いから私なら許してしまうけど、可愛さでカバー出来へん位に分けわからん!!
やっべー、やっべーぞ。
可愛いが過ぎると、机に頭を強か打ち付けて溢れだそうになるナニかを引っ込める。可愛いは正義ではあるが、これでは産屋敷夫婦はいたたまれない。
だからして補佐役となった私だ!
その力、ここで思う存分、振るおうではないか!!!





鼻息荒く、筆を取る私。

































"今日も今日とて、お二人が可愛くて死にそうです。幸せでした、おっぱいがいっぱい。"





「…あまね、久しぶりに僕の感は外れたかも知れないね。」
「…そのようですね。」


先日、炎柱からの報告書が下手くそだと分かり、鬼殺隊の中でも抜きん出て筆が上手いと感じた娘を補佐役にしてからの初の報告書。
あの炎柱と継子よりも、補佐役任命からの初めての文は今までにないくらい酷い内容だったと語り継がれるのである。
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