THE WORLD

□THE WORLD
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横山 「よっ、と」


島崎から解放された横山は、伊織の膝の上へ。


島崎 「あー、逃げられた」


『ははw』


横山 「ぱるるがお腹とかめっちゃくすぐってくんねん」


永尾 「反応が可愛いからじゃない?w」


『あー、それは分かるかもw』


島崎 「でしょ?w」


『ほらw』


そう言って伊織は尻尾の付け根辺りを優しくトントンと叩く。


横山 「ふぁ!?」


永尾 「w」


島崎 「あははw」


横山 「あ、かん…!」


『ははw』


優しくトントントントン。


島崎 「そこ好きなの?」


『うん。猫はここ好きなんだ〜』


横山 「や、やめ…あかん…!」


島崎 「ふふ、可愛いw」


永尾 「なんか、おかしくない?w」


横山 「ほ、ほんまに…あかん…っ、んぁぁぁっ!!///」




横山 「……………」


『あ、あの…』


横山 「なんや?」


『いや…す、すみませんした……』


横山 「ほんま……次やったら消し去ったる」


『こ、怖いから!』


横山 「せやかて、ぱるるとかやぎしゃんも居ったんに!」


『ごめんなさい』


横山 「ったく…」


超絶不機嫌な横山。


『………あの…ごはん…』


横山 「抜き」


『そ、そんな…』


横山 「罰や!」


『お腹減ったよ!』


横山 「………はぁ。何食べたいん?」


『ハンバーグ!』


横山 「はいはい」
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