拍手限定小説の過去作。
□2018年 9月
1ページ/2ページ
織田 「今日は来てくれてありがと。 楽しもうね」
土生 「じゃあ…さっそく乾杯しましょっか?」
志田 「そうだね。 ほら、グラス持って?」
男装程ではないが、少し男の子っぽい格好をする3人。
その向かいには、これまた逆にいつもより女の子っぽい服装の3人が。
鈴本 「あ、はい//w」
菅井 「やー、もう…どうしよう//」
理佐 「私こっち側のが良いや…w」
織田 「りーさーちゃん。 そういうリアルの事は、今日は言っちゃダメだぞ?」
そう言ってウインクして見せた織田に笑みが零れる。
理佐 「w」
志田 「ほら、乾杯するからグラス持った持った」
菅井 「あ、はいっ」
土生 「じゃあ……この出会いに。 乾杯」
6人は優しくグラスをぶつけて中身を飲む。
なぜこんなことになったのかと言うと…守屋の一言のせいだった。
「合コンとかしてみたいけど、出来ないからメンバー同士でやろうよ!」
この一言で予定が組まれたのだが、発起人が風邪を引くという失態。
代わりに理佐が入る事によって、一応は合コンと言う名の食事会が開かれているのであった。
ちなみに、グラスの中身はジュースである。
それを踏まえた上で…もう一度ご覧いただこう。
鈴本 「織田クン、彼女とかっていますか…?」
織田 「彼女いる奴がこんなトコ来ないって。 今日は、彼女になって欲しいなって子を見つけに来たの」
鈴本 「ふふー//」
織田 「美愉ちゃんは、もちろん彼氏とか居ないよね? 色々、美愉ちゃんの事知りたいな」
鈴本 「わー…全部知ってほしい!」
織田 「ふふ、色々教えて?」
鈴本 「はい」
土生 「菅井さんは、こうゆうの苦手じゃないの?」
菅井 「うーん…初めてだからまだ分かんないけど…」
土生 「そっか。 じゃあ、楽しいって思わせるように頑張らないと」
菅井 「ふふ」
土生 「あ…でも楽しいって思ったらまた誘われたら行っちゃうかもしれない…それは嫌だから…ボクと居るのが楽しいって思わせれば良いのか」
菅井 「あ…うぁ…//」
志田 「ねー理佐ちゃん、王様ゲームしようよ」
理佐 「2人でやってもつまらないでしょ…」
志田 「えー、面白いよ。 理佐ちゃんがオレにキス」
理佐 「げ、ゲームじゃないじゃん…」
志田 「嫌なの?」
理佐 「そういうのは…」
志田 「じゃあ、オレが理佐ちゃんにキス…ってのは?」
理佐 「どっちも同じじゃん!//」
志田 「どっちが良いか、選んで?」
理佐 「っ……かが…私に…ス…//」
志田 「ふふ、照れちゃって可愛いなぁw」
翌日。
守屋 「ねー、昨日楽しかったー?」
理佐 「ん……まぁまぁかな」
鈴本 「うん。 ね?」
菅井 「まぁまぁだったね」
守屋 「ふぅ〜ん…w」
そう言う3人の少し紅潮した頬や耳を見逃さなかった守屋であった。
.