拍手限定小説の過去作。

□2018年 9月
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織田 「今日は来てくれてありがと。 楽しもうね」


土生 「じゃあ…さっそく乾杯しましょっか?」


志田 「そうだね。 ほら、グラス持って?」


男装程ではないが、少し男の子っぽい格好をする3人。


その向かいには、これまた逆にいつもより女の子っぽい服装の3人が。


鈴本 「あ、はい//w」


菅井 「やー、もう…どうしよう//」


理佐 「私こっち側のが良いや…w」


織田 「りーさーちゃん。 そういうリアルの事は、今日は言っちゃダメだぞ?」


そう言ってウインクして見せた織田に笑みが零れる。


理佐 「w」


志田 「ほら、乾杯するからグラス持った持った」


菅井 「あ、はいっ」


土生 「じゃあ……この出会いに。 乾杯」


6人は優しくグラスをぶつけて中身を飲む。



なぜこんなことになったのかと言うと…守屋の一言のせいだった。


「合コンとかしてみたいけど、出来ないからメンバー同士でやろうよ!」


この一言で予定が組まれたのだが、発起人が風邪を引くという失態。


代わりに理佐が入る事によって、一応は合コンと言う名の食事会が開かれているのであった。


ちなみに、グラスの中身はジュースである。


それを踏まえた上で…もう一度ご覧いただこう。



鈴本 「織田クン、彼女とかっていますか…?」


織田 「彼女いる奴がこんなトコ来ないって。 今日は、彼女になって欲しいなって子を見つけに来たの」


鈴本 「ふふー//」


織田 「美愉ちゃんは、もちろん彼氏とか居ないよね? 色々、美愉ちゃんの事知りたいな」


鈴本 「わー…全部知ってほしい!」


織田 「ふふ、色々教えて?」


鈴本 「はい」





土生 「菅井さんは、こうゆうの苦手じゃないの?」


菅井 「うーん…初めてだからまだ分かんないけど…」


土生 「そっか。 じゃあ、楽しいって思わせるように頑張らないと」


菅井 「ふふ」


土生 「あ…でも楽しいって思ったらまた誘われたら行っちゃうかもしれない…それは嫌だから…ボクと居るのが楽しいって思わせれば良いのか」


菅井 「あ…うぁ…//」





志田 「ねー理佐ちゃん、王様ゲームしようよ」


理佐 「2人でやってもつまらないでしょ…」


志田 「えー、面白いよ。 理佐ちゃんがオレにキス」


理佐 「げ、ゲームじゃないじゃん…」


志田 「嫌なの?」


理佐 「そういうのは…」


志田 「じゃあ、オレが理佐ちゃんにキス…ってのは?」


理佐 「どっちも同じじゃん!//」


志田 「どっちが良いか、選んで?」


理佐 「っ……かが…私に…ス…//」


志田 「ふふ、照れちゃって可愛いなぁw」







翌日。


守屋 「ねー、昨日楽しかったー?」


理佐 「ん……まぁまぁかな」


鈴本 「うん。 ね?」


菅井 「まぁまぁだったね」


守屋 「ふぅ〜ん…w」


そう言う3人の少し紅潮した頬や耳を見逃さなかった守屋であった。




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