THE WORLD

□THE WORLD
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『此処じゃない…?』


横山 「ほな、どこに…?」


篠田 「RIVER魔術高等学校よ」


前田 「え、なんで…」


篠田 「分からない……ただ、事態はかなり深刻らしいわ」


柏木 「っ……」


RIVER魔術高等学校は、UZA魔術高等学校の姉妹校。


伊織達が在学しているUZA校があるのがAS大陸、RIVER校があるのがNH大陸。


UZA校がAS大陸のトップなら、RIVER校もまた、NH大陸ではトップに位置している。


篠田 「48部隊のメンバー及びそのパートナーは、今すぐNH大陸へ飛び、RIVER校と共にZEUTHの討伐へと向かいなさい」


『残りがこっちに来るって可能性は?』


篠田 「0とは言えない。ただ、こっちに来る気配は一切無いから大丈夫よ」


『なるほど』


横山 「ほな、さっさと行こか。此処からじゃかなり時間かかんで」


篠田 「RIVER校にZEUTHが侵攻してきたのは数時間前よ。今現在はRIVERが攻め込まれてる。何としても、ZEUTHを殲滅しなさい」


篠田のその一言で、全員が立ち上がる。



前田 「じゃ、行こう」

高橋 「うっス」



大島 「こじぱ、掴まって」

小嶋 「うん」



柏木 「まゆゆ、私達も行くよ」

麻友 「了解っ」



珠理奈 「ちゅり、飛べる?」

高柳 「うん、任せて」



彩 「あいつら元気にしとるかな〜」

小谷 「久しぶりに会えんなぁ」



玲奈 「向こう行くまで魔力持つかな…?」

古川 「大丈夫ですって!もしあれならちゅりの召喚獣で一緒に行けばっw」



指原 「NH大陸か…3年ぶり位かな」

咲良 「前回の祭以来だもんね?」



板野 「向こう熱いんだよねぇ…」

河西 「熱いの苦手だチユウ〜…」



島崎 「向こう行ったら、伊織が立てた作戦通りって訳には行かないよね」

永尾 「まぁ、そこは臨機応変に頑張ろ」



美優紀 「美優紀が疲れたら交代してな?」

百花 「んもう!すぐ交代するから、はよ言ってな?」



阿弥 「ねぇ、薬草とか持っていくべきかな?」

亜実 「一応持っては行くけど、回復魔法持ってる人多いから大丈夫でしょ」



ゆりあ 「ふふふ…向こうに行けば、私達よりバカがいる!」

久美 「にゃは!脱おバカ!」



亜香里 「なんか、みんな楽しそうだね」

有希子 「こんなの久しぶりだもんねw」



谷 「よし、やろう」

中西 「うん。やろう」



光宗 「ZEUTH…さすがに、楽々とは行かなそうだね」

涼花 「でも、絶対負けないよっ!」



横山 「ほな、うちらも行こか」


『あぁ……その前に、ちょっと一緒に来てくれ』


横山 「?」


伊織は、横山を肩に乗せてテレポートをする。
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