風の歌姫(新生のハイラル)
□プロローグ
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リンクとダークが来たからどこかに行っていたテトラが戻ってきた。テトラが戻って来た事によって、リンクがキスするのをやめた。
「何をしているんだいリンク! みんながいる場所なのに!」
「え……リュアが可愛かったから」
そう言ってリンクは私をお姫様抱っこをした。急に宙に浮いた感じがして驚いた。
ま、まって……パンツが見えちゃうんだけど。私を抱えながらリンクは笑みを絶えずに口を開いた。
「んじゃあ、俺ら部屋にいるから入って来んなよ」
「全力で止めるから!!」
「昼間からやろうとするな!!」
リンクの言葉を聞いたダークとテトラが声を揃えて叫んだ。私は恥ずかしくて、手で顔を隠した。
「恥ずかしがるなよ。声を出したくなかったら、口を抑えておけばいいさ」
「いや、違うぞリンク。リュアはお前の行動に恥ずかしくなっているだけだッ!!」
ダークが私の代わりに恥ずかしくなっている理由を答えたのにも関わらず、リンクは私をお姫様抱っこしたまま、船の中に入って行く。
「だから、俺の話を無視するなバカ野郎!」