short(dream)

□最近のハマり【二宮和也/裏】
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「あー…今日も疲れた…」

俺は、二宮和也。
こう見えても、嵐っていうグループでアイドルやってます。仕事は楽しいよ。
グループのメンバーとも仲良くやってる。

けど、俺はね。
自宅でゲームするとかこもってたりする方が本当は好きなの。

そんな俺の最近の癒しはネットカフェ。
通称「ネカフェ」に行く事。
そこでゴロゴロするのが大好き。

えーと思ったそこのアナタ。
ネカフェなめちゃいけないからね?

個室だし、パソコンは完備してあるし、
頼めば温かい食事も出るし、24時間営業だから仕事終わりにも通えるし、1つずつの個室は狭いけどまたそれがいいんだよね。

正直、俺住めるわ。

でも、ネカフェへ行く目的はもう一つある。

それは、

「いらっしゃいませ。あ、また来てくださったんですね。」

「こんばんは〜、来ちゃいました。」

そう、この店員さん。

最初はふつうに通ってるだけだったけど、
受け付けでの何気ない会話が弾んだり、小柄な見た目で一生懸命働いてる姿がね、なんかもう癒されるんだよね。

でも、俺がきっと嵐のメンバーの二宮和也であることは、知らない。

なぜかというと完全防備してるし、特に名前も名乗ってない。

俺も、名札についている「怪物くん」という苗字しか彼女のことは知らない。

「今日も来てくださると思ってましたので、いつもの場所開けて置いてありますよ。」

「さすが、気きくね〜ありがとう。」

こうやって気を遣ってくれる所も嬉しい。

俺のいつもの場所とは、ここの店の1番端っこの個室。

俺は、個室に入りすぐにパソコンの電源をつけ、お気に入りのオンラインゲームを始めた。




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