気まぐれに本が増える図書館

□機械生命体になったよ
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…どうしてこうなってしまったのだろう…
あ、おはようございます……こんにちはですか?それともこんばんはなのでしょうか…今の自分にはさっぱりです
いい歳したおっさんが変な夢見るっておかしいでしょ?
でもこれ現実みたいです。
あぁ…でもとりあえずこれだけ言わせて

『うっっっっっるせぇ…』

うわ、低く、あーあー…他の人(?)達固まちゃったよ…
まぁいいか。
あぁ、そうだ。何でこんなになってしまったかお話しましょうか…視線が痛いけど…確かあれは数時間前でした。


『あー…今日も徹夜になりそうだなぁ、頑張ろ』
というふうにいつもの様に徹夜でやろうと思いまして…ですがその時ピークに達していたんでしょうね
寝てしまったんです
そして勢いよく目を覚ましたら目の前に映画【TRANSFORMERS】に出てくるブラックアウトがいたんです
えぇ、驚きましたよ。彼をひっぱたいてしまうほどね。
正直反省してます。彼も何があったのか理解するように固まっていました。
ひっぱたいたのは私(わたくし)のせいですが申し訳なくなりひっぱたいてしまった場所を撫でながら謝ったら…そしたら彼、何を叫びながら誰かに通信で伝えぶっ倒れてしまったんですよ。
彼の相棒のドローン、スコルポノックと顔を見合わせながら首を傾げましたがどうすることもできなかったのでスコルポノックと一緒にその場で待機していました。
すると叫び声を聞きつけてなのか、それとも通信していた相手なのかはわかりませんが、おそらく両方でしょう。
そこには映画の方で見知った顔のブロウルとか、バリケードとか、色々集まってきました。
もちろん、あのメガトロンも
私はどうすればよいのかわけもわからず、とにかく笑っとけ精神だったのでにこりと笑ったのですが…
皆さんは硬直、なにか可笑しかったのかと思いましたが一瞬でわかりました。
ブラックアウトが叫び失神、更にはみなさんが硬直…だって穏やかには笑わないでしょう?"スタースクリーム"は、お察しの方もいるでしょうね。
そうです私どうやらスタースクリームになってしまったようです。
今は緊急会議的なものが行われています。
ウイルスとかなんだの言ってますけど私は私です…
もう私の癒しはドローン達だけですね。今私の周りにはスコルポノック、ラヴィッジ、レーザービーク、ドリラー(あれこの子ってドローンじゃなくないですか)がいます。
かわいい、超かわいい、私この子達お持ち帰りしたいです、え…ダメですかそれは残念…と脳内で一人漫才をしていると会議が終わったのでしょうかね。こっち向きましたね。

メ「…貴様本当にスタースクリームか?」
『偽物だと思いなら拷問でも何でもすればいいでしょうに』
メ「……サウンドウェーブ」
サ「了解」
『…』

ひどくないですか、扱いが
まぁ知ってますけど、いいですけど
むすぅっとしていたらどうやら数値(?)が一致したのかサウンドウェーブが「本人だ」と溜息をしながらi…って、溜息は流石に酷くないですか。
いいですよ口では言いませんけどこれから音波野郎って愚痴ってやります。
どうだざまぁみろ(小さいなこの主人公)
…ともかくこれからが問題ですね。答えを聞かなくては

『…どうするおつもりなんですか、メガトロン様?』
メ「サウンドウェーブが本人というのだから貴様はスタースクリームだ。だったら副官としての勤めを果たせばいい」
『随分とまぁ、ざっくりしていらっしゃるんですね』
メ「まぁ、な…あとその話し方はやめろ」
『お断りです。私はこの話し方で今から接しますので…崩しはどうも苦手なのでね』
メ「好きにしろ…」
『えぇ、好きにしますよ』

…なんで皆さん私が笑うと固まるのでしょうね
まぁいいです。メガトロン様に言われた通り私は"副官としての勤めを果たせばいい"だけなのですからね。
ぶっちゃけどうしたらいいかわかりませんけど、何とかなるでしょう
ちょっとだけ、わくわくします。






次回は主人公目線ではなくディセプティコン目線です
頑張るぞい
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