気まぐれに本が増える図書館

□転生したら嫌われ者のダークライになってた
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ただポケモンが好きだった。

楽しいし、かわいいのとか、かっこいいのもいるし。

ストーリーがすきで、登場人物達がすきで、ポケモンがすきだった。

なのに…どうして…?

どうして…みんなして……


ボ ク ヲ イ ジ メ ル ノ ?





*





それはある昼下がりの事だったんだ。

いつものように1人で遊んで、1人で帰る。

ソレの繰り返し

ぼくは、皆と違うんだってお医者さんがいってた。

ぼくは、重度の発達障害…?ってやつで、皆と同じように行動するのが難しいっていってた。

ぼく知ってるよ。

だから皆より幼いものがすきなんだ。

体は成長してるけど、別にすきなんだからいいじゃないか

話を戻すね

それでぬいぐるみを買ったんだ

ダークライっていうポケモンの

ぼくいっちばんダークライがすきなんだ!

かっこいいから!

ぬいぐるみは抱き締めながら帰ってたんだ

帰ってたはずなんだ

なのに

体がね

すごくイタイの

知らない人達がなにかいってるの

だけど聞こえない

なにも

なんだか眠くなってきた

ぼくは

ぬいぐるみを抱き締めながら目を閉じたんだ




**




『そしたらこうなってるんだ、面白いよね』

誰もいないが語りかけるように独り言をいう。

そう今のぼく

ダークライなんだ!

『でもなんでなんだろ…あっちでも嫌われ者でこっちでも嫌われ者…嬉しいけどちょっと寂しいよぉ…』

いいもん!いいもん!
…そういえばダークライって声でるのかな…(さっきまではテレパシーを使ってた)

『うー、だー………』

あ、はい(察し)
うーん…どうしよう…でもテレパシーよりこっちのほうがいいよねぇ……
というか通常のダークライより小さい気がする…
…ん?なんかあっちがざわざわしてる…
いってみよ!

あれは…アルセウス?
だから他のポケモン達がすこしざわついてたんだ…
あ、でもどうしよう…ダークライはナイトメアもちだからなぁ…
あまり近寄らなければ大丈夫かなぁ?
…すこしだけ

こそりと小さな転生者はアルセウスの様子をみる
その際少し音を立てたが大丈夫ろうと思っていたがそんなに甘くはなかった

「…私の眠りを妨げるのは誰だ」

!?おきちゃった、隠れなきゃ!

小さな転生者は影に潜り込む
だがそんなものは通じず

「…隠れても無駄だ。大人しく出てこい」

観念した小さな転生者は茂みから姿をだす

『…』
「ほう…これはダークライか、だが小さいな子供か」

転生者からみたアルセウスは大きく、さすが伝説といったところなのか神としての威厳を崩してはいなかった
アルセウスからみた転生者…もといダークライは通常の大きさのダークライより小さく少し震えてえているようにも見て取れた

「そんなに怯えるでない…近くに来なさい」
『…』

ダークライは首を横に振る

「自分の特性を気にしているのか?気にするな…ここはダークライがよく出現する場…抜かりはない」

抜かりはない…とはおそらく三日月の羽根をもっているのであろう

『…』

転生者は恐る恐ると言った感じでアルセウスに近寄る

「喋れぬのか?」
『…』

それはテレパシーなのか実際の声かを悩んだ結果

『う…』
「む、そうか。まだ喋れぬか」

しまった。その瞬間ダークライは悟った。
これはテレパシーの方で正解だと
だが今更変えられないので神様には悪いがこのまま嘘をとおそうと思ったダークライであった

「…ふむ、名がないと面倒かもしれん今日から"ライ"と名乗りなさい」
『だぁ!』

元気よく返事をする
それに気を良くしたのかアルセウスはダークライを引き寄せ再び眠りについた
ダークライもそれに甘え一緒に眠ることにした
これからこの転生者は世界でどう生きていくのかはこれから始まる物語で確かめ下さい
それではまたお会いしましょう。










あとがき

はい、語彙力ないから大変だわ
誰か語彙力ください
まじで(土下座)


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