Noel

□これも愛の形
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白視点

君は俺のもの
君は俺のモノ
君はオレノ

ああだんだん狂っていく。
君が泣くたび俺は困る。
君が泣くたび俺は疲れる。
それでも君を愛してるよ。
また黒いところに映える赤が綺麗だ。
赤は声がもう出なくなってしまった。
泣きすぎたから?でも君が悪いんだ。
君はただ冷たい床に頬をつけて泣くだけ。静かに。音も立てないで。

君の目に俺以外を移らせたくない。
俺だけのものだからね。

ラ「あるにあ、ご飯だよ」

俺は彼は優しく微笑む。なのに彼は一つも笑わない。俺はいつも通りにその場にご飯を置く。そして鍵を閉めた。



青視点
君が最近見えない。
君がどこにいない。
心配だ。どうしたんだろう?事故で死んだってわけじゃないだろうし…風邪ってこともなさそうだし…じゃあなんで?俺の疑問はその部屋に浮かんでまた消えていく。一つ一つ解決でもしたかのように、しんなりと消えていく。

ジ「あるにあ…。お前はどこにいるんだ?お前がいない世界はつまらない。」

俺の前でめいいっぱい笑った彼の顔が好きだった。


最初は些細なことからだった。
俺は昔から君が好きだったけど、君は白に恋をしてしまって、俺はそれを見てるだけ。辛かった。正直見たくなかった。でも、彼は意外と俺の家に訪ねてきた。何か気づいてよとでもいうように。俺はその異変に気付いた。あいつは必ず白色とデートをしたら泣いて帰ってきた。なんでかは知らないけど、君は苦しそうに胸が詰まって話そうとしてくれていた。

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