どりーむ

□story0
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今から七年前。
X777年
私の親であるドラゴン、ヒロンテーネが姿を消した。

朝起きたら忽然と姿を消していたのだ。

私は住んでいた山を探し回った。呼んでも呼んでも返事が返ってくることは無く、街に降りてヒトに聞いても誰も知る人はいなかった。それどころかドラゴンの存在を笑われた。

…ムカついたので蹴っ飛ばしてやったが。

次の日、起きたらひょっこり帰ってるんじゃないか。

そんな期待は虚しくも裏切られ、その次の日も次の日も、ヒロンテーネが帰ってくることは無かった。



フィオーレ王国をできるだけ探したが、ヒロンテーネが見つかることは無かった…。

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