あとがき

□ペルソナ
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ペルソナは「仮面」、心理学上では「外的な側面」を意味するそうです。

お話の中でも書きましたが、
誰でも、少なからず会社や学校での自分と、家での自分は違いますよね。

峻さんの場合、事情があるにしても、二つの顔がかけ離れまくっています。

たぶん、ゲームってものをやって意外すぎて「えっ!…ええっ!」って声をあげちゃったのは峻さんの本編が初めて。

すっかり、優しい、穏やかなキャラと思いきや、あのものすごいギャップはなに!

でも、ちっとも嫌いにならなくて、むしろどんどん好きになって本編を読み進めました。

私、思うんですよね。

もし、峻さんの本性を知ることなくヒロインちゃんが峻さんのそばにいたら、好きになったのかな?って。

いくらちやほや王子顔で親切にしてもらっても、職場の先輩以上の気持ちはもてなかったのでは。

ヒロインが素の峻さんを知ったからこそ、
峻さんもヒロインの前で素でいられたからこそ、
お互いにひかれあったんでしょうね。


今回のペルソナは、もし峻さんが素の峻さんしか見せられなくなったら…のお話でした。

私としては素の峻さんは自分だけが知っていたいって気持ちが強いです。

それだけで特別な気がする♪

さんざん長く書いたお話でしたが、一番のお気に入りはタイトルです。
書いているうちにこれしかないだろ!って思いました。

いつもタイトルには悩むのに、珍しい…

また次作も書きましたら、ぜひ読んでやってください。

それでは。
ありがとうございました。

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