逆裁部屋

□仕事と僕、どっちが魅力的?
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そろそろ良い感じに解れてきたと見た御剣は指を引き抜く。名残惜しそうにひくつく穴にずっと我慢していた怒張を宛がい2、3度擦り付けると、グッヌププッと音をたててゆっくり挿入した。成歩堂は何とか力まないようと枕に顔を押し宛て御剣を受け入れる。

「んんんっ、ふぅ…ンッ!」
「ハァ…気持ち良すぎだ…ッ!」

最奥まで来るとキュウウッと切なく締め付けられイキそうになるのを何とか留める。暫く弛く馴染むように動かし、出し挿れがスムーズになると性急にスピードを上げていった。

「やぁ!速いの、ダメッ、奥、そんなっ乱暴に…ッ!突か…ひっ…ヤダッやぁあっ!」

余りの性急さに成歩堂は頭が付いていけなかった。もう嗅ぐ余裕すらもなく涎や涙をぐっしょりと湿らせた枕を抱き締めるとひたすらに快感に耐えた。揺れる度に自身の先端が背もたれに当たりヌルヌルと先走りで滑り擦れるのが堪らなく限界を感じ中を強くひくつかせた。

「そろそろッ、限界のようだな…。」
「ぅんっ!も、もうイク…イッちゃ…ぅ」

涙声になりながら解放を告げる。次第に御剣の動きが小刻みになった。

「あ、ぁぁあぁぁあッ!」
「ーーーッ!」

コプリッと中を逆流してきた白濁が結合部から漏れる。成歩堂は枕に突っ伏してふるふる震えながら背もたれに吐精した。
ゆっくりソファに落ち着かせるも、ソファも服もぐちょぐちょで非常に眼福…もとい宜しくない光景だった。

「ほら、掴まれ。風呂に行くぞ。」
「ぁ…まだ、待って…。」
「待ってもいいが…違う意味で待てなくなるが?」
「な!?まだ盛る気かっ!」
「まだも何も私は“まだ”一回しかシてないだろう。」

絶句する成歩堂に御剣は二択を迫るが、どちらにしても二ラウンドが始まる事に代わり無く、諦めた様にため息をつくと御剣の腕に手を伸ばした。



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