逆裁部屋

□仕事と僕、どっちが魅力的?
3ページ/5ページ

ズボンと下着をずらし自身を出す。弛く勃ち上がっていたソレは外気に触れてヒクンッと揺れた。

「ふ…ぁ…ッ…あ…」

ゆっくりと上下し愛液でペニスを満遍なく濡らしていく。裏筋からカリ、そして鈴口を刺激して手を速めていった。グチュッヌチュッと卑猥な音と磯臭い匂いが部屋に充満するそんな中、フワッと嗅ぎ慣れた匂いが成歩堂を包んだ。

(パジャマ…御剣の匂い…)

手を動かせば動かす程、服の擦れたそこから御剣の匂いが鼻を擽る。その匂いに夢中になり一段と速さを増していった。
愛液で濡れた陰毛がてらてらと反射している。下着やズボンにも液が飛び散り所々に濃い染みを作っていく。目の前には小さくフーッ…と息を荒くしている御剣が情を滲ませた目で見据えおり、それに興奮して更に自分の胸の突起も弄りペースを上げていった。

「あぁ…ふッ、み…つるぎ…きもち…いぃっよぉ…ッ!ダメッ…もうイクッ…!」

ビュッピュルッ
足をガクガクと揺らし顔を反ると自分の腹の方へと精をぶちまけ、シルクのパジャマに精液をベッタリと付け大きな染みを作った。

「はぁ…はぁ……」

射精した余韻に浸りソファへ力なく躰を預ける。まだ火照る躰を落ち着かせたくて御剣のパジャマの袖を口許に持っていく。

(あ…もう匂いがあまりしない。)

残念だと、少し冷静になった所でチラッと御剣の方へ見遣るとまた御剣は視界から消えていた。が、そんな時間を経てずに現れるとローションと枕を抱え、枕を成歩堂に差し出した。

「私の匂いが好きなのだろう?」
「バレちゃったか。」
「隠す気があった様には見えなかったが?」
「ははっ…」

ギュッと枕に鼻を押し付け胸いっぱいに御剣の匂いを嗅ぐ。気が緩んだ瞬間、素早く腰に腕を回されグイッと反転させられた。ソファの背もたれに枕を挟んだ状態で突っ伏され、お尻を御剣に突き出す形となった。

「うわっ!御剣?」
「悪いが、あんな痴態を目の当たりにして余裕が余り無いのだ。」
「いっ痛くは、」
「私が君に痛い思いをさせた事が?」
「……ナイデス。」

手のひらにローションを垂らして人肌に温める。そして愛液や精液が伝ってぬらぬらと濡れている窄まりに指を這わすとヒクリッと収縮した穴に向かい指を挿れた。

「ふぅ…んッ!ンンッ、あッ、そこっ!?やっ!ひっぁあッ!」

本当に余裕がないのだろう、いつもなら苛めかと思うくらい丁寧に解かす御剣の手に余裕は無くピンポイントで良い場所を突き、こねくり回す。あまりの直接的な快感に解れるどころか締め付けてしまう。

「イッ…ンンッ、そんなにっしたら…ぁ!イッちゃ…!ンプッ!?」

無言で頭を掴まれたと思ったら枕に押し付けられた、御剣の匂いが伝わるとギュウギュウと締め付けていた穴が緩むように感じ、御剣もそれを感じたみたいで指を一本、また一本と足して掻き回していった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ