逆裁部屋

□風邪にはご用心
2ページ/4ページ

ズボンも下着も取り去られ、はだけたYシャツと靴下のみの姿に、ベッドに座ったままの御剣の目前に僕自身が見える様に膝立ちで跨がっている格好は恥ずかしすぎて気が気じゃなかった。
…が、やはり御剣自身を入れるには解かす必要がある。

「ンンッ…ハァ、御剣、まっ…んぁあッ!そんな激しくしたら…ふぁっ!」

ローションを塗った指を三本、性急に動かされ息も絶え絶えになり御剣の肩に置いた手に力がこもる。
良いところを掠める度に腰がしなり成歩堂自身が御剣の目の前に突き出してしまう。それを知ってか後ろを解かす指を止めずにぱくりと自身を熱い口内に含んでしまった。

「ンァアッ!?み、みつるぎ…やっ!だめっ!ひぁっ…ンッ…それダメッ、出ちゃうっ、出ちゃうからぁ!」

ドクドクと脈を打つ感覚を感じチュプリ…と口から成歩堂自身を離す。
イキそうでイケない辛いところで、でもだからといって病人に自分の精液を飲んでとも言えず、燻る熱をどうにかしたくて御剣を見る。

「ふっ…もう充分だろう。成歩堂、後は君が動いてくれないか?何せ病人なのでな。」
「うっ!?……わ、わかった。」

クチュリ…と入っていた指を抜いたソコに今度は御剣自身を宛がう、いつもより熱く感じるソレに生唾を飲み一息ついてから徐々に腰を落としていった。

「んっ、ハァ…あ、熱い…」

一番太い部分が入ってまた落ち着かせようと一息ついた…が、御剣が膝裏に手を伸ばし引っ張ったせいでバランスを崩した成歩堂は御剣のソレを最後まで深々と飲み込んでしまった。

「ひっ、ぁあーーー〜っ!」
ビュルッ、ビュルルッ!

「まさか、入れただけで射精するとは。」

涙や涎で蕩けた顔をして自身を飲み込み射精する姿が見られるとは思ってなかった御剣は、未だにビクビクとイッてる成歩堂の腰を掴み下から何度か穿ち始めた。

「ヤッ、ダメッ!まだっ、ぁっ…イッてっ!るのにっ!んっんっあぁっ!」

何度か打ち付けてくうちにまた成歩堂のモノが立ち上がり始め、御剣が動かなくなってもイヤらしく腰を使い御剣自身をジュプジュプと音をたてて追い詰めていった。

「くっ、これ程とは…なっ、成歩堂!そろそろ出すぞ…っ!」
「あっあっ、出して…いいよっ!僕の中に、ハァッ、御剣のちょうだい!」

上気した頬に涙いっぱいの目を細め、熱いの出して、ちゃんと受け止めるから…と、うわ言の様に言う成歩堂に限界を感じた御剣は、成歩堂を押し倒し成歩堂のイイ場所を狙い穿ち始めた。

「イクッ、あっ、御剣!みつるぎっ、ひっ、んぁああーーーっ!」
「クッ!成歩堂っ!」

何度かに分けて中に精を打ち付け、熱いのきてる、と吐息混じりに耳元で囁かれた。出し終わってからも何度か軽く打ち付け、気がすんだ頃にようやっと中から自身を取り出した。

「はぁはぁ…御剣、辛くない?」

あれだけ濃厚なのをした後なのに、自分の心配をする愛しい恋人に触れるだけのキスをする。

「あぁ、辛いを通り過ぎてむしろ幸せだ。」
「そっか、なら良かった」

そう言って意識が堕ちていった成歩堂の額にもう一度キスをして自分も眠りについた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ