ラブカルチャースクール+α

□第8章 LOVE Lesson A.S…
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「うぅん…何時………」

ポスッ!ポスッ!

うつ伏せのまま、枕元の時計を探す。

時計……無い…。

部屋じゃ…ない………

ここは…あっ!!

「ヤナセッ!!」

「はい?」

現実に気付き、思わずヤナセの名を叫んでしまった。

「あっ……私…」

「かなりお疲れだった様なので、目覚めるまで寝てて頂きました…はい、水いかがですか?」

身体を半分捻った姿勢で、ベッドに腰掛けて、グラスに入った水を差し出してくれた。

その姿さえ、妙に美しい。

この人は、何やっても絵になるのね……ズッコケたりしないのかな?

「はい…頂きます…」

ぼんやりと、手を伸ばすと…

「お手伝い…致しましょうか?」


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