ラブカルチャースクール+α
□第6章 LOVE Lesson 3回目
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ヤナセのレッスンから1週間経った。
エレベーターが降りてくる、階数表示を視界がボヤけた感じで見詰めていると。
「こんにちは!君、10日前くらいに来た、生徒さんだよね?」
後ろから、爽やかな声に話しかけられた。
「あっ……セイジ…さん」
「今日、レッスンだよね!」
ニコニコ笑いながら、手にはコンビニの袋がぶら下がっていた。
「はい…そうです…」
レッスンの時の色気とは、またちょっと違う、屈託がない笑顔。
ちょっと可愛いと思ってしまう。
『今日、レッスンだよね』
ん?もしかして…今日の講師って…。
チーン!
エレベーターが、到着した。
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