ラブカルチャースクール+α
□第5章 LOVE Lesson 2人目
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前回のレッスン同様、ソファーに座って講師を待つ。
後で、下着とローブに着替えるのよね…。
なのに何故か、今着けてる下着も気を使ってしまった。
膝の上で組み合わせた指をモジモジさせてしまう。
やっぱり…緊張する…。
慣れるまで、セイジの方が良かったかな…でも、今更遅いし…。
コツンコツン…靴底の音が響く。
ドックン…ドックン…同じリズムで自分の鼓動も響いてきた。
ガチャ!
来たっ!
「………あっ…」
一瞬…息が止まった…。
「こんにちは…本日、貴女様の担当をさせて頂く…ヤナセと申します」
そう言って、微笑まれる。
「はい…」
何か背景に、薔薇が飛んだ気がするわ…。
そんなヤナセは…人並み外れた美しさだった。
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