ラブカルチャースクール 2

□10章 Lesson 四天王
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カランコロン!

軽快に鳴るドアの鈴が、来客を知らせる。

「いらっしゃいませ!三名様ですね!こちらの窓際へどうぞ!」

女性客を席に案内し、お水とおしぼりを運ぶ。

「店長〜!店長ワッフルセット2つお願いします!」

「は〜い…琴海ちゃん、今日はヤケに張り切ってるね〜 」

「はい!気合充分ですよ!」

なんだろう…
旦那が留守の気軽さか…
ヤナセやマサキの言葉に、気持ちにゆとりが出来たのか…

スッキリ爽快な気分だった。

「ははは!そうかい〜ブレンド入ったよ」

店長は穏やかな笑顔で、カップを差し出した。

それにしても平日なのに、やたら混んでるな…。

「店長…今日は忙しくなりそうですね」

「う〜ん…そうだね〜女性の勘なのかね〜」

「勘?」

よく分からないけど…ポカしない様に気を引き締めていかないとだ!

気合を入れ直した時だった…

カラン…


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