ラブカルチャースクール 2
□6章 M Lesson 2回目
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初回レッスンから3日後…
今日はマスター2回目のレッスン日。
「こんにちは!今日も宜しくお願いします!」
いつもの如く出迎えてくれたヤナセに、お辞儀をする。
「こんにちは…琴海様…先日はアルバイト先に突然、失礼致しました…」
更にヤナセは、私より深く最敬礼でお辞儀をした。
「いえっ!場所を言わなかったですし…ワタリさんには…お茶までお客様の淹れて貰って…」
「案外世話好きなんですよ…ワタリ…」
ヤナセは柔らかく微笑んで、ラウンジに案内してくれる。
結局ワタリはあの女性客に、お茶の淹れ方まで簡単にはレクチャーしてくれたのだ。
お客様はかなりご満悦で、帰って行ってくれたから良かったけど…
また別の意味で、お店に来るだろうなぁ〜。
受付ラウンジのソファーに当たり前の様に腰掛けて、先日のサプライズ来店を思い出していた。
奥からお茶を淹れてくれた、ヤナセが戻り
「今日は…ショコラフランボワーズにしてみました…」
「ショコラ…フランボワーズ?」
明るいオレンジ色から、ほのかに甘い香りが優しく漂ってきた。
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