ラブカルチャースクール 2
□10章 Lesson 四天王
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顔が強張ってる私にワタリは
「ここはいいから、他の客の対応してこい…皆待ってるぞ」
待ってるんじゃなくて、あなたたちをガン見してるだけですよ!
「ワタリ…琴海様のお仕事を横槍入れるな」
ヤナセが忠告したが
「チビの手で置くより、俺の手の方が早い…」
また、チビチビって言うしぃ〜!
「ワタリその言い方何とかならないの!ぴよちゃんの方が可愛いじゃない!」
ホズミがフォローしてくれたけど…
「ワタリに…ぴよちゃんは無いのでは…」
ハナブサが眼鏡のフレームを中指で軽く上げながら、突っ込みを入れてきた。
なにも言えずに、パクパクしてしまうと
「琴海様…マスターがいつもの用意して下さるので…一緒に淹れ方をご覧になってみてはいかがですか?」
両指を組み合わせ、首を傾け微笑むヤナセの髪がサラサラと落ちる。
「ほほう〜!」
「きゃっ!」
あぁ…レーザー光線に撃ち抜かれてる人がいる…。
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