秋桜

□退屈
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1日、1日と過ぎていき
ここに来て4日目となった。

その間に火影から伝達があり
小隊で助けにくる事と
世話になった恩人を木の葉へ招待しろと書いてあった。

重症だったが小隊をこさせる程でもないし
あの女を連れていくのも気が引ける。

名前は・・・ミオだった筈
数日経ったが殆ど家に居ないし
口数も少なく,何を考えているのか分からない。

自分で言うのも何だが所詮
女なんてオレを見れば目の色変えて媚びてくる。
なのにあの女は・・・
俺の知る生き物とは違う様だ。

それもあってなのか
なかなかミオには言い出せずにいた。

そんなことを思っているとドアが開きミオが帰って来た。

そのままキッチンでゴソゴソし始め
次第に良い香りが鼻をくすぐる。
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