鈴蘭
□第7話
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瞬身で消えたサスケは葵の家につく。
「・・・葵,鍵はどこにある?」
『・・・ん〜はい。』
と渡し,スースー寝息を立て始める。
家の中に入ると,白を基調としたシンプルな部屋になっていて綺麗に片付いている。
隣の部屋に入ると寝室になっておりそこに葵を寝かせる。
ふと机を見れば写真が一つだけ飾られており葵と並んでイタチが笑いその下に小さな男の子がいた。
写真立てには,ローマ字で葵、イタチ、サスケと彫られていた。
「・・・これ俺なのか? ガキの頃面倒見たって話は本当なんだな。」
俺の知らない兄を知っている葵
自分でもわからない感情が渦巻くがどうして良いのかわからず考えるのをやめた。